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ニュースリリース

研究成果「オハイオ州中央部における時系列別不耕起栽培の温室効果ガスフラックス」生産環境工学科|中島 亨 准教授ら

2022年4月22日

教育・学術

 フランスで開催されたCOP21では「4‰ initiative」が発表され、土壌が食料安全保障と気候変動に重要な役割を果たしていると表明されました。土壌の炭素貯留を促進することにより「気候変動緩和」「持続的農業生産」の両方を達成することを目指している取組みです。本研究ではアメリカ・オハイオ州中央部に時系列別の5ヶ所の不耕起栽培を実施している農地において、温室効果ガス(二酸化炭素, 亜酸化窒素, メタン)等の計測を長期間行い、気候変動の緩和と作物生産にどの程度寄与するかについて明らかとした研究です。

 本研究はUSDA-NRI grant (2009-35112-05213)の助成を受けて実施したものです。

 今回の研究成果は、科学雑誌「Soil and Tillage Research」 (IF: 5.37,オンライン版4月付)に掲載されました。

詳細情報

【タイトル】Greenhouse gas fluxes in a no-tillage chronosequence in Central Ohio
【著者】Serdar Bilen, Pierre-Andre Jacinthe, Raj Shrestha, Sindhu Jagadamma, Toru Nakajima, Joshua R.A. Kendall, Thomas Doohan, Rattan Lal, Warren Dick,

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