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ニュースリリース

海底火山噴火による大規模被害からの経済復興に向けて トンガ王国への農業復興支援  -東京農業大学のトンガ研究プロジェクトと今後の支援に向けてのご紹介-

2022年3月11日

お知らせ

  2022年3月10日(木)東京農業大学世田谷キャンパスにて、大学からトンガへの寄付金の贈呈と、トンガ王国の経済復興に向けた東京農業大学の農業復興支援の紹介を行いました。

 トンガ王国では、2022年1月15日に発生したフンガ・トンガ=フンガ・ハアパイ火山の大規模噴火により被害総額はGDPの18.5%に相当する104億円と試算されています(世界銀行)。

 東京農業大学では、JICAの草の根技術協力事業として2017年からトンガ王国にて「ブレッドフルーツ(BF)の有効利用と新規加工品開発による住民の生計向上と健康改善(東京農業大学)」事業を実施して参りました。この事業は、トンガ王国の伝統的食料資源であるBFに着目し、BFを効率的に栽培、保存可能な製品(BF粉)にするまでの技術移転と普及、国内外への販路を開拓し住民の生計向上を図ること、BFを中心とする健康的な食材普及による成人病の蔓延防止を目的とした事業です。

 170の島々で構成される現地は、津波により主要港が被害を受け、支援物資も十分に輸送できない地域もあります。とくに、主産業である農業が甚大な被害を受けており、今後の復興支援が必要不可欠となっております。

 こうした状況下で、東京農業大学はトンガ王国の復興段階に応じて随時助力することで、トンガ王国の農業生産の再生、経済活動の活性化、現地住民の健康改善に向けた支援を継続して参ります。

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