2月10日(水)生物的防除部会 平成27年度第3回講演会 開催
2016年2月1日
教育・学術
生物的防除部会平成27年度第3回講演会を開催いたします。
講演会には多数の皆様がご参加くださいますようにお願い申し上げます。
日時:平成28年2月10日(水)午後2時30分?4時30分
場所:東京農業大学「食と農」の博物館2階セミナー室
演題1
「新ジアミド系殺虫剤サイアジピルと天敵昆虫」
デュポン(株)農業製品事業部マーケティング部
部長 笹島 敏也 氏
「講演要旨」
デュポン株式会社が新しく開発した殺虫剤サイアジピル(R)は天敵や訪花昆虫に影響ない一方で、対象害虫にはオオタバコガやハスモンヨトウ等のチョウ目害虫のほか、コナジ、アザミウマ、アブラムシといった吸汁性害虫、更にはハモグリバエ類やハムシなどが含まれる。このようにサイアジピル(R)剤は、近年稀に見るほど害虫スペクトラムが広い選択性殺虫剤であり、その特長を理解することにより天敵利用を活用したIPMへの貢献が期待される。
演題2
「石原産業の生物農薬事業の紹介と天敵アカメガシワクダアザミウマの開発について」
石原バイオサイエンス(株)営業統括部特販グループマネージャー
森 光太郎 氏
「講演要旨」
近年、環境負荷低減、安全で安心な農作物への社会的関心の高まり、そして生産現場における農薬の連用による薬剤抵抗性の発達などを受け、総合的有害生物管理(IPM)が世界的にも国内でも推進されている。当社は天敵に影響の少ない、親環境・安全農薬の開発・商業化に積極的に取り組んでおり、生物農薬の開発も手がけてきた。本講演では当社の生物農薬事業の紹介とこの事業の核となる生物農薬製品のひとつとして上市間近の新規天敵製品アカメガシワクダアザミウマ剤(アカメ(R))について紹介する。
なお、講演会終了後、講演者らを囲んでの懇親会(参加費3000円)を予定しています。
ぜひご参加ください。
●講演会への参加申し込み・お問い合わせは
生物的防除部会会長 和田哲夫
までお願い致します。