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ニュースリリース

公益財団法人雪だるま財団と包括連携協定を締結いたしました。

2020年6月17日

お知らせ

 東京農業大学は、6月1日(月)に、公益財団法人雪だるま財団と包括連携協定を締結いたしました。
 公益財団法人雪だるま財団は、再生可能な資源である雪冷熱を活用した「雪室」による食品の保蔵に関する研究をしています。
 雪室とは、雪の冷気で低温かつ高湿度で安定的な貯蔵環境をつくるものです。電気を用いないため、停電に左右されず、堅牢であるため、自然災害に強い貯蔵庫でもあります。
 また、雪室をいかした長期間低温貯蔵を開発しており、今後は医薬品やワクチン貯蔵の可能性を探ります。

雪室の中の様子(信濃坂雪室).jpg

雪室の中の様子(信濃坂雪室)

雪室の外観(和田雪室).JPG

雪室の外観(和田雪室)

 東京農業大学は、その特性をいかし、米や痛みやすい果物の長期間低温貯蔵や食味の検証など、研究面から支援をしていきます。
 さらに、雪深い中山間地域をフィールドとして学生が経験を積むことにより、地域社会の抱える課題を考えられる人材を育成する、
 まさに本学の教育理念である「実学主義」を具体化していきます。

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