令和２年５月１3日

学生保証人の皆様へ

東京農業大学
学長　髙野　克己
東京農業大学教育後援会
会長　瀧　　賢一

　平素より、本学の教育・研究活動並びに教育後援会（保証人の皆様が会員）の活動にご理解とご協力を賜り、心より御礼申し上げます。

　本学に学ぶ１万三千余名の学生が安心して勉学・研究・課外活動などに励むことができますのも、保証人の皆様のご支援があってこその賜物であります。改めて感謝申し上げます。

　さて、ご承知の通り、世界中が新型コロナウイルスの脅威にさらされており、我が国においても緊急事態宣言が発出・継続され、今後さらに感染が拡大の方向に向かうのか、収束の方向に向かうのか、今まさに正念場を迎えております。

　学生及び保証人の皆様におかれましては、今後の見通しが立たない状況の中で不安な日々を送られていることと思います。またこの新型コロナウイルスの感染拡大防止対策に伴う国民の様々な行動自粛や各自治体からの休業要請等により、大きな影響を受けられている方々、さらには医療や介護、行政をはじめとする様々な現場で直接対応に当たられ、大きなご負担を抱えられている方々もおられるであろうことと拝察し、心よりお見舞い申し上げます。

　本学におきましても、学生及び保証人の皆様の安全を第一優先に考え、令和元年度卒業式式典の中止、令和２年度入学式の中止という措置を取らざるを得ませんでした。卒業生・入学生の皆さんにとっての人生の大きな節目を保証人の方々と共にお祝いする場を設けることができなかったことは痛恨の極みであります。また、その後も授業開始をはじめとする新年度の行事を延期せざるを得ず、なるべく早い時期での通常（対面）授業の開始を目指しておりましたが、現状を踏まえ、前学期中は対面授業の実施を見送り、すべて遠隔授業に切り替えざるを得ないという苦渋の決断をするに至りました。詳細は５月１日付でホームページを通じてご報告した次第です。学生及び保証人の皆様には、引き続き大変なご迷惑とご心配をお掛けし、心苦しい限りでありますが、どうかご理解・ご協力のほどお願い申し上げます。

　一方、保証人の皆様を対象とした教育懇談会の実施をはじめとする教育後援会の活動も、大きな影響を受けざるを得ず、今年度は従来通り皆様に集まっていただく形でのイベントの実施は困難な状況となりました。

　そこで、現在それに代わる形で、保証人の皆様に直接的・間接的に大学の状況をお伝えする方策を検討中であります。

　つきましては、前学期中（９月一杯まで）の保証人の皆様対象の行事等を中心に、現在の予定を別紙のとおり一覧表にまとめましたので、ご確認をいただきご理解を賜れば幸いです。

　なお、詳細の日程や内容の一部について変更が生じる可能性もございますので、その場合はご容赦いただきますよう、よろしくお願いいたします。

　末筆ながら、新型コロナウイルスの一日も早い収束と、皆様のご健勝・ご多幸をお祈り申し上げます。

新型コロナウイルス感染症に伴う「教育後援会関連行事日程」等の 変更について