東京農業大学

メニュー

ニュースリリース

農友会ボクシング部 上半期国際試合結果報告

2018年9月19日

学生活動 クラブ・サークル

1. タイ国際トーナメント

平成30年6月28日(木)~7月6日(金)の期間にタイ(バンコク)にて開催されたタイ国際トーナメントに、本学の北浦龍馬(バイオビジネス学科4年)バンタム級(56kg)と、中垣龍汰朗(バイオビジネス学科1年)フライ級(52kg)が日本代表として派遣され、北浦龍馬が銀メダルを獲得する素晴らしい結果となりました。

銀メダル獲得

バンタム級(56kg級) 北浦龍馬 (バイオビジネス学科4年)

初戦、ラオス代表選手と対戦し終始北浦の間合いで展開。時折、カウンターを的確に当て3ラウンド目にダウンを取りワンサイドの判定勝ち。2回戦、地元タイの経験豊かな強豪選手と対戦、挑戦者の気持ちで1ラウンド目から果敢に攻め込む。北浦の鋭いパンチで相手選手がカット、それまで攻勢に出ていた北浦が支持され判定で勝ち。準決勝はインドネシア代表選手と対戦、馬力があり前進する相手を中盤まで上手くいなしポイントを重ねる。最終ラウンドお互い激しい打ち合いの中、北浦のボディブローが有効となる。最後は根性で勝ちを手繰り寄せた。決勝戦のモンゴル代表も経験豊かな強豪選手、終始攻める姿勢を見せ白熱した試合展開へ。最終ラウンドまでお互い一歩も引かず打ち合いへ、惜しくも判定で敗れるものの大健闘の銀メダル獲得!

フライ級(52kg)中垣龍汰朗(バイオビジネス学科1年)

中垣は初戦から地元タイ代表選手と対戦。1ラウンド開始と共に、地元の大声援を受けて頭を振りながら前へ出て来るタイ選手に対して、中垣は冷静にジャブを突き相手との距離をしっかりとキープする。タイ選手の強引な突進に対し、中垣の左ストレートカウンターも相手の頭が低く中々クリーンヒットせず。最終ラウンド開始と共に両者打ち合うシーンが多くなり、有効打で中垣が上回ったが、先手で来るタイ選手の印象と地元有利の判定で惜しくも敗戦となった。

北浦(左)銀メダル獲得

2. 第8回台北市カップ国際トーナメントで2階級金メダル&MVP獲得!

平成30年8月14日(火)~8月16日(木)の期間に台北市(台湾)開催された第8回台北市カップ国際トーナメントに、本学の片岡 亜沙人(バイオビジネス学科1年)ライトフライ級(49kg)と、松本圭佑(バイオビジネス学科1年)バンタム級(56kg)が日本代表として派遣され、金メダルを獲得する素晴らしい結果となりました。さらに松本圭佑はベストボクサー賞(MVP)に選出されました。

金メダル獲得

49kg級 片岡 亜沙人(バイオビジネス学科1年)

初戦をシードでスタートし、準決勝では地元の台北選手と対戦。地元応援がなり響くアウェーの雰囲気の中、終始中間距離でペースを掴み的確にボディ攻撃から上へのコンビネーションで試合を制しワンサイドの判定勝ち。 勢いをつけたまま決勝戦では、マレーシア代表選手の攻撃を冷静に見きり、反撃のカウンターからコンビネーションも決め、判定にて勝利し優勝を決めた!

56kg級 松本 圭佑(バイオビジネス学科1年)

松本も初戦をシードでスタートし、準決勝では韓国代表選手にタイミング良く右ストレートカウンターでスタンディングダウンを奪う。最終ラウンドもダウンを奪い圧倒し勝利。
決勝戦は国際試合の感覚を掴み、地元台湾選手を打っては離れのヒットアンドウェイを完璧にこなし右ストレートでダウンを奪い試合は完全に松本ペースへ。相手選手も意地を見せ粘るも、2ラウンド松本の強烈な右ボディブローがヒットし10カウントでKO勝ち。

片岡、松本は全日本選手権のタイトル獲得と、国際試合で着実に経験を積み2020年の東京オリンピックに向け結果を残していきたいと意欲を燃やす。

180918_news_img02.jpg

決勝で左ストレートを放つ片岡(赤)

180918_news_img03.jpg

決勝でコンビネーションを打込む松本(赤)

180918_news_img04.jpg

ベストボクサー賞(MVP)を獲得した松本

3. 2018 アジア大会

平成30年8月24日(金)~9月1日(土)の期間ジャカルタ(インドネシア)にて開催された2018アジア大会に、本学の森坂嵐(バイオビジネス学科4年)ライト級(60kg)と、OB成松大介(H23卒・自衛隊体育学校)ライトウェルター級(64kg)が日本代表として派遣され、成松大介が銅メダルを獲得する素晴らしい結果となりました。

60kg 森坂嵐(バイオビジネス学科4年)

初戦、トルクメニスタン代表選手と対戦
1R
お互いに様子を見る展開をとっていたが、徐々に森坂がプレスを掛けて行く。クリーンヒットはないものの相手選手がロープを背にして打ち返したパンチがヒットする。
2R
森坂は、1R同様にプレスを掛けて行くが、なかなかクリーンヒットできない展開。相手の疲労は見えているが、打ち合いを避けて逃げる。森坂の攻撃の後に右ストレートをヒットされ印象が悪いか。
3R
森坂は、ガードを固めて攻撃を強めて行くが、相手選手は、下がりながらカウンターを狙ってくる展開。森坂選手は、本来の動きができないままゴングが鳴る。終始攻めいた森坂選手であったが判定は、僅差でトルクメニスタンであった。

銅メダル獲得!

64kg 成松大介(H23卒・自衛隊体育学校)

初戦、地元インドネシア代表選手を圧倒し判定で勝利する。2回戦イラク代表選手との試合は2ラウンド目、踏み込んでからのワンツーで、度々ヒットさせ成松のペースへ。完全に試合を支配し展開したが、偶然のバッティングにより頭部をカット。出血もひどくストップ、2ラウンドまでのポイントで勝利を収めた。
準決勝、世界選手権銀メダリストの強豪ウズベキスタン選手と対戦。
1ラウンドから、臆することなくリードパンチから仕掛けていく。成松の強いボディーアッパーも度々ヒットし、相手の動きにブレーキがかかる。2ラウンド目も一進一退の攻防が続き、勝負を懸けて挑んだ3ラウンドは、ゴング早々プレッシャーをかけ、相手のパンチもよくかわして攻撃。ボディーが効いてきたのか、相手選手は疲れが見えクリンチが多くなり、ヒット数も成松と思われるも、判定で惜しくも敗退。前試合で頭部をカットし出場が危ぶまれる中、強豪選手に対し堂々とした戦いぶりだった。

180918_news_img56.jpg

銅メダル獲得 成松

180918_news_img07.jpg

森坂

日本チーム

4. 2018 世界大学選手権大会 「大会日本初の金メダル」と銅メダル獲得!

平成30年8月31日(金)~9月7日(金)の期間 エリスタ(ロシア)にて開催された2018 世界大学選手権大会に、本学の北浦龍馬(バイオビジネス学科4年)バンタム級(56kg)と、中垣龍汰朗(バイオビジネス学科1年)フライ級(52kg)が日本代表として派遣され、北浦龍馬が大会日本初となる金メダルを獲得する素晴らしい結果となりました。

金メダル獲得!

バンタム級(56kg級) 北浦龍馬 (バイオビジネス学科4年)

初戦、ポーランド代表選手と対戦しボディー攻撃で相手にダメージを与えチャンスを逃すことなく攻撃をまとめ試合を制し判定勝利。2回戦、台湾選手との対戦は圧力をかけながら左カウンターを狙い接近戦でボディーを叩き込みペースを掴み勝利。
決勝戦、アルメニア代表選手との対戦は、開始後お互い遠距離での駆け引きから始まるも北浦のジャブボディ、ワンツーでポイントをリードしはじめる。中盤、相手は挽回しようと前進してくるも北浦はステップワークを活用し、左カウンターで主導権を掴む。最終ラウンドは開始早々に接近戦で打ち合い、スタミナが切れた相手を北浦は逃すことなく追いかけ接近戦に持ち込み判定勝利。最後まで積極的に攻めた北浦は日本初の大学世界選手権金メダルを獲得した!

銅メダル獲得!

フライ級(52kg)中垣龍汰朗(バイオビジネス学科1年)

中垣の初戦は、ポーランド代表選手に対し、右ジャブを使いながら相手が出てきた所に左ストレートをヒットし主導権を握る。その後も中垣はステップワークを使い、相手の攻撃を回避する。2ラウンド以降も落ち着いた試合運びを見せ完勝。
準決勝では地元ロシア代表を敗った強豪カザフスタン代表と対戦し、中垣は序盤リズム良く右ジャブを出しながら相手の出鼻をヒットする。中垣のスピードについて来られず手が出ない相手に対し、早いワンツーストレートをヒット。2ラウンドも常に中垣のペースで進みラウンドを支配する。3ラウンド途中、相打ちの場面でレフェリーはなぜか中垣にダウンのカウントを与える。その後も中垣は変わらず右ジャブを多用しリズムを崩す事なく左ストレートを放ち、試合をコントロールする。誰しも中垣の勝利を確信したが、判定の結果は意外にも相手の手が上がった。悔しい試合となったが、堂々の銅メダル獲得!

180918_news_img09.jpg

決勝で相手選手を攻め立てる北浦

180918_news_img10.jpg

準決勝で冷静に相手の動きを見切る中垣

180918_news_img11.jpg

(左)日本初となる大学世界選手権金メダル獲得 北浦
(右)銅メダル獲得 中垣

ページの先頭へ

受験生の方