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ニュースリリース

「東京農業大学こめプロジェクト研究 2025年度研究成果発表会」を開催

2026年4月9日

教育・学術

東京農業大学は3月26日(木)、世田谷キャンパス国際センターにて「東京農業大学こめプロジェクト研究 2025年度研究成果発表会」を開催しました 。

東京農業大学こめプロジェクト研究は、1960年代から徐々に減少している米の食料需給率や消費拡大に貢献すべく、関連機関と連携して、生産・流通・消費に関する研究を推進するべく発足しました。具体的には、新たな品種についての研究、新しい製品開発に関する研究、社会実装を目指す研究を推進しています。

当日は農林水産省をはじめ各企業及び団体から多くの関係者をお招きし、最新の研究成果を共有しました。

冒頭、総合研究所の太治 輝昭 所長および末松 広行 客員教授より開会の挨拶があり、プロジェクトの理念と社会実装への期待が語られました。発表は以下の三つのセクションに分かれ、活発な報告が行われました。

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1. 新たな就農システムや流通システムについての研究グループ

本セクションでは、佐々木 昭博 客員教授(総合研究所)による全体統括のもと、持続可能な農業モデルについて社会科学的なアプローチからの報告がなされました。
大規模水田経営:菅原 優 教授(自然資源経営学科)
効率的地域農業システム:堀部 篤 教授(食料環境経済学科)
機能性情報を加味したコメの商品設計による消費拡大:大浦 裕二 教授(食料環境経済学科)
「農福連携」の課題:町田 怜子 教授(地域創成科学科)

2. 新たな品種についての研究グループ

高品質・高付加価値な米品種の開発を目的に、佐々木卓治 客員教授(総合研究所)および篠崎和子 教授(総合研究所)による全体統括のもと、最新の育種・評価状況が詳説されました。
高タンパク質米の育種:堀 清純さん(農研機構)
高タンパク質米の評価:辻井 良政 教授(農芸化学科)
鉄強化米・高タンパク質米:齋藤 彰宏 助教(農芸化学科)
高タンパク質米:加藤 浩 教授(デザイン農学科)

3. 新たな機能性についての研究グループ

米および米糠などの副産物の有効利用をテーマに、石見佳子 客員教授(総合研究所)による全体統括のもと、食品からエネルギー分野まで多角的な応用可能性が示されました。
鉄強化米の有効性:井上 博文 准教授(食品安全健康学科)
鉄強化米の甘酒への利用:数岡 孝幸 教授(醸造科学科)
鉄強化米の利用:野口 治子 教授(デザイン農学科)
米粉パンの試作:米澤 加代 准教授(東京家政学院大学)
糠成分の機能性(米油・米タンパク質):山本 祐司 教授(農芸化学科)
米糠からファインケミカル:田中 尚人 教授(分子微生物学科)、大西 章博 教授(醸造科学科)、野村 佳歩 助教(分子微生物学科)

第二部:情報交換会

発表会終了後は情報交換会を開催しました 。産学官の垣根を越え、今後の共同研究や社会実装に向けた具体的な展望について、活発な意見交換が行われました。

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東京農業大学は今後も、東京農業大学こめプロジェクトの研究成果が我が国の米生産の持続的発展に寄与するとともに、地域社会の維持発展および食料システムの将来に貢献することを目指し、全学を挙げて研究を推進して参ります。

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