2021 東京農業大学「産官学・地域連携HUB構想」第2回シンポジウム 農大の実学=総合知が築く「食・農・環境」の未来
2021年12月9日
教育・学術
東京農業大学「産官学・地域連携HUB構想」基本構想
産官学・地域連携の次のステージとして、東京農業大学と連携先組織(自治体・企業・団体など)との1対1の連携から、「東京農業大学がハブとなって連携先組織をつなぎ、イノベーションを創出していく=産官学・地域連携HUB構想」の実現を目指しています。
コンセプト
「食・農・環境」の未来を産官学・地域連携ネットワークで共創する。
「食・農・環境」の未来に影響を与えるあらゆる課題は、もはや単独のプレーヤーで解決できるものではなく、解決に向けて多様な主体の連携が求められている。その複雑性は、コロナ禍によってさらに加速したと言える。
本シンポジウムでは、東京農業大学がハブとなって連携先組織をつなぐ産官学・地域連携ネットワークを構築し、お互いが持つシーズとニーズを掛け合わせ、複雑化した課題に立ち向かう、新たな連携を創出することをねらいとする。
第2回シンポジウムについて
本シンポジウムは東京農業大学 産官学・地域連携HUB構想のコンセプトに基づいた活動成果の報告と、新たな連携を創出するシンポジウムとなります。本年度は“農大の実学=総合知が築く「食・農・環境」の未来”をテーマとして実施します。今なぜ総合知が求められるのか、持続可能な「食・農・環境」の未来とは、東京農大は強みである農学・生命科学分野の知とネットワークで「食・農・環境」の未来にどう貢献できるかを考え、教育の理念である実学主義を土台とした総合知と、連携先組織とのネットワークにより、複雑化した社会問題を紐解く切り口を見出します。
開催概要
開催日 2021年12月16日 13:00~16:00
開催方法 Zoomによるオンライン形式
総合司会 名越涼(フリーアナウンサー)
開催内容については以下の通り
【第一部】関係者挨拶・トークセッション
13:00~13:45
- 挨拶:東京農業大学 農生命科学研究所 所長 上原 万里子
- トークセッション:「総合知が築く「食・農・環境」の未来」
佐倉統×末松広行×江口文陽
今なぜ総合知が求められるのか、持続可能な「食・農・環境」の未来とは、東京農大は強みである農学・生命科学分野の知とネットワークで「食・農・環境」の未来にどう貢献できるか
佐倉 統 氏(東京大学大学院情報学環教授 理化学研究所革新知能統合研究センター チームリーダー) 江口 文陽(東京農業大学 学長)
末松 広行(東京農業大学特命教授・元農林水産省事務次官)
【第二部】 産官学連携・地域連携成果報告/学内プロジェクト成果報告
14:00~15:30
- 産官学・地域連携成果報告 司会:上田智久 東京農業大学 産学・地域連携センター センター長
テーマ:総合知で挑むローカルSDGs- テロワールの実践的な取組み
東京農業大学応用生物科学部 醸造科学科 穂坂賢 - 世田谷農産物を利用した加工品開発 –食農教育機能を有し大蔵大根を使用したアイスの商品開発
東京農業大学国際食料情報学部 食料環境経済学科 大浦裕二 - 砂栽培による高糖度トマト生産の実証実験
東京農業大学 農学部 農学科 峯洋子 - 産官学連携/地域連携成果発表の質疑応答とまとめ
- テロワールの実践的な取組み
- 学内プロジェクト研究成果報告 司会:上原万里子 東京農業大学 農生命科学研究所 所長
テーマ:農大発 食・農・環境の未来を豊かにする実学研究- きのこ細菌病の病原因子を生分解する新規生物防除機構
東京農業大学 応用生物科学部 農芸化学科 横田健治 - アフリカ農業を救う!藍藻を用いたストリゴラクトン生産
東京農業大学 生命科学部 バイオサイエンス学科 渡辺智 - ゲノム情報を活用した従来型育種の効率化~レタス根腐病品種の開発を例に~
東京農業大学 農学部 生物資源開発学科 小松憲治 - 農大和牛近況報告
東京農業大学 農生命科学研究所 所長 上原万里子 - 学内プロジェクト研究成果報告の質疑応答とまとめ
- きのこ細菌病の病原因子を生分解する新規生物防除機構
【第三部】 シーズ(成果報告)×ニーズ(参加者取組)による交流会
15:40~16:00
ゲストスピーカー AgVentureLab 落合成年専務理事(全農参事)
参加方法
事前申し込み制
QRコードからもお申込みできます。
参加費
無料
主催・お問い合わせ
東京農業大学 農生命科学研究所
URL:https://www.nodai.ac.jp/nri/
Mail:nri@nodai.ac.jp
電話:03-5477-2532