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ニュースリリース

東京農業大学 教授と酒造業界に関わる卒業生が第2回日本酒シンポジウム「日本酒の未来を醸す~文化・科学・地域がつながる日常~」に登壇

2025年7月22日

教育・学術

東京農業大学 教授と酒造業界に関わる醸造科学科・農芸化学科からの卒業生が6月27日(金)、株式会社Agnaviが主催、学校法人東京農業大学と一般社団法人AgVenture Labが後援する第2回日本酒シンポジウム「日本酒の未来を醸す~文化・科学・地域がつながる日常~」に登壇し、日本酒についてあらゆる角度から議論を展開しました。

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株式会社Agnavi 玄 成秀 代表取締役

第2回日本酒シンポジウムは世田谷キャンパス 国際センターを会場に、オフラインとオンラインのハイブリット形式で開催されました。

最初に東京農業大学 農芸化学科の卒業生、株式会社Agnavi 玄 成秀 代表取締役が開会挨拶を行い、第1部のトークセッションには東京農業大学 醸造科学科 大西 章博 学科長と同学科を卒業した、久慈 浩介 代表取締役社長(株式会社南部美人)、森谷 千星さん(独立行政法人 製品評価技術基盤機構)が登壇。

昨年12月、日本の「伝統的酒造り」がユネスコ無形文化遺産に記載され海外から日本酒への評価が高まっている事について触れながら大西教授が「 ぜひ⽇本酒の楽しみ⽅に幅を持たせてほしい」と述べると、久慈代表取締役社長は「パリでは誰もがワインを飲んでいるが、日本では必ずしもそうではない。日本酒の聖地は日本なので、特に海外の人の前では格好よく日本酒を飲む姿を見せて欲しい」と想いを伝えました。

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大西 章博 学科長

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久慈 浩介 代表取締役社長(株式会社南部美人)

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森谷 千星さん(独立行政法人 製品評価技術基盤機構)

第2部では学校法人東京農業大学 食品安全研究センター(FSRC)の五十君 静信 センター長が登壇し、「日本の発酵食品における微生物の利用とその安全性の考え方」と題する特別講演を実施。

国際的な食品安全基準となるHACCP(ハサップ)の工程管理についてその重要性を伝えながら、日本酒の製造において注意すべき部分を伝えました。

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五十君 静信 センター長

また第3部のトークセッション「ライフスタイルとしての日本酒」のファシリテーターは玄代表取締役が務め、他の登壇者と共に百貨店やツーリズム、地方創成の観点から日本酒の可能性について議論が展開されました。

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第2回日本酒シンポジウム「日本酒の未来を醸す~文化・科学・地域がつながる日常~」の模様はAgVenture Labより公開されていますので、ぜひご視聴ください。

シンポジウムの終了後には国際センターレストランエリアで参加者による懇親会が開催され、上岡 美保 副学長が挨拶を行いました。

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上岡 美保 副学長

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東京農業大学は今後も醸造科学科における教育研究を中心とした「総合農学」の推進により、日本の「伝統的酒造り」の継承と発展に貢献していきます。

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