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「食と農」の博物館の紹介記事が流山市立博物館友の会会報「におどり」132号で掲載

2025年9月26日

メディア

流山市立博物館友の会会報「におどり」132号(2025年9月1日発行)に掲載された、川根 正教 さん(キッコーマン国際食文化研究センター学芸員)と松本 武之さん(流山市立博物館学芸員)の記事「秋元三左衛門ウイーン万博の賞状」で、「食と農」の博物館が紹介されました。

約150年前にオーストリアのウイーンで開催されたウイーン万博は、日本政府が初めて公式参加した万国博覧会です。ウイーン万博にて、千葉県流山市の秋元 三左衛門(天晴味醂、現・三菱商事ライフサイエンス)のみりん(味醂)は有功賞牌を受賞し、メダルと賞状が授与されました。メダルは秋元家で保管され、現在は流山市立博物館で展示されています。
一方賞状は、東京農業大学 醸造科学科の創設者である住江 金之先生が各地域の醸造に関わる資料を収集した「住江コレクション」の一部として東京農業大学で保管され、現在は「食と農」の博物館に収蔵されています。

 この賞状は、みりんの海外における最初期の受容を示す大変貴重な資料ですが、秋元家ならびに流山市にとっても流山白みりんの歴史が刻まれた貴重な財産です。「食と農」の博物館、秋元家ならびに流山市立博物館との間で協議し、この賞状は額装が整備され次第、11月頃から「食と農」の博物館で展示されます。展示終了後、万博開催年である2025年中に秋元家にお返しすることになり、その後は流山市立博物館にて展示される予定です。

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