12都市で行われる地域懇談会にて公開講演会開催のお知らせ
2025年9月9日
お知らせ
東京農業大学では教育後援会地域懇談会を毎年12都市で行っています。
9月20日(土)に各会場で、「“総合農学”特別講座」と題して、公開講演会も開催されます。
各会場で多彩なテーマで本学の教員が講演いたします。どなたでも参加できます。奮ってご参加ください。
詳細情報
【日時】9月20日(土)
開場 12:30 講演 13:00 〜 14:00
【会場】全国12都市 地域懇談会各会場(下記に記載)
秋田県秋田市 会場:ホテルメトロポリタン秋田
タイトル:新技術「超高圧」での食品加工
講演者:農学部 デザイン農学科 多田 耕太郎 教授
【プロフィール】
現・学長特別補佐、農学部長、農学研究科委員長。専門分野:食品化学、畜産物(乳・肉・卵)利用学。ヒトが長年にわたり食品の料理・加工に用いてきた「火」から得られる「熱」の代わりに、自然界にない「超高圧」を利用すると何が起こるのかを研究中。
福島県福島市 会場:ホテル福島グリーンパレス
タイトル:沙漠に緑を ~東京農業大学のジブチ研究35年の歩み~
講演者:地域環境科学部 生産環境工学科 島田 沢彦 教授
【プロフィール】
現・生産環境工学科長。2001年度より東京農業大学地域環境科学部生産環境工学科の助手、2014年度から現職。衛星画像・UAVを用い,自然環境モニタリングやスマート農業に関する研究と教育に従事。2019年度からSATREPSプロジェクト代表としてジブチ農牧業の広域実装を目指した研究を推進している。
群馬県高崎市 会場:エテルナ高崎
タイトル:「総合農学」で豊かな生活への誘い ~身体に美味しいきのこの活用術~
講演者:地域環境科学部 森林総合科学科 江口 文陽 教授
【プロフィール】
群馬県高崎市生まれ。東京農業大学 理事長であり学長。元日本きのこ学会会長。専門分野はきのこ学。NHK「チコちゃんに叱られる!」、NHK eテレ「ヴィランの言い分」、日本テレビ「カズレーザーと学ぶ。」、テレビ朝日「謎解き戦士!ガリベンガーV」、など多数出演。きのこグッズ収集家でコレクションも3,000点超。
富山県富山市 会場:ホテルグランテラス富山
タイトル:化学物質は本当にカラダに悪いの? ~イメージでなく科学的根拠が大切~
講演者:生命科学部 分子生命化学科 冨澤 元博 教授
【プロフィール】
現・生命科学部長、生命科学研究科委員長。東京農業大学大学院農芸化学専攻修了。University of California, Berkeley研究員、同特任研究助教授、同特任研究准教授、同特任研究教授などを経て農大生命科学部教授。研究分野は、ケミカルバイオロジー、分子認識化学など。
石川県金沢市 会場:金沢ニューグランドホテル
タイトル:醸造と微生物
講演者:応用生物科学部 醸造科学科 門倉 利守 教授
【プロフィール】
現副学長。清酒・焼酎・泡盛を醸造する国酒酵母の分類学が専門です。学科創設以来、農大独自の分類指標によって、世界的には同じとされているワインやビールを醸造する酵母と区別しています。酵母の性質をよく知ることによって、新規酒類の開発に取り組んでいます。
長野県松本市 会場:アルピコプラザホテル
タイトル:おいしさと健康を未来へつなぐ ~国産小麦の進化とこれから~
講演者:農学部 農学科 西尾 善太 教授
【プロフィール】
小麦の育種や分子遺伝学を専門に研究。パン用小麦「ゆめちから」の開発に携わり、現在は教育と人材育成にも力を注ぎながら、食と農の未来を支える研究を続けている。
滋賀県大津市 会場:びわ湖大津プリンスホテル
タイトル:災害大国・森林大国 ニッポンを学ぶ
講演者:地域環境科学部 森林総合科学科 橘 隆一 教授
【プロフィール】
現・森林総合科学科長。1976年、青山ほとり生まれ、世田谷代田育ち。本学農学部林学科卒。専門は緑化工学、森林水文学、森林科学。災害・開発跡地への植生復元技術や森林の防災機能を研究。主なテーマは樹木根の防災効果、有用植物の発芽・生育特性,薬用植物の国産化など。
兵庫県神戸市 会場:ANAクラウンプラザホテル神戸
タイトル:海はプランクトンの世界
講演者:生物産業学部 海洋水産学科 中川 至純 教授
【プロフィール】
現・海洋水産学科長。動物プランクトンの生態学が専門です。オホーツク海でのフィールド調査や飼育実験を通じて、この海の豊かさの秘密を学生と共に探究しています。幼少期の昆虫採集から始まり、今は「海の昆虫」である動物プランクトンの美しさと生態系での重要な役割に魅了されています。
島根県松江市 会場:ホテル一畑
タイトル:骨の健康づくりは一日にしてならず ~ロコモを制す者はメタボも制す?~
講演者:応用生物科学部 食品安全健康学科 上原 万里子 教授
【プロフィール】
現・副学長。骨・脂質代謝を調節する食品成分について研究しています。果たして骨粗鬆症(ロコモ:ロコモティブシンドローム)を予防できる成分はメタボにも効果的でしょうか?
香川県高松市 会場:高松東急REIホテル
タイトル:伝統的酒造りにおける清酒酵母の働き
講演者:応用生物科学部 醸造科学科 渡邉 康太 助教
【プロフィール】
醸造酵母の分類を専門としています。特に醸造酵母のうち、なぜ清酒酵母が清酒醸造に適するのか、その理由を系統学的に調べています。他にも、植物や土など自然環境中から新たな醸造酵母を探索し、分離した酵母を使ったお酒造りもしています。
長崎県長崎市 会場:ANAクラウンプラザホテル長崎グラバーヒル
タイトル:「食の安全・安心」はどう測るの?
講演者:応用生物科学部 食品安全健康学科 飯嶋 益巳 教授
【プロフィール】
現・食品安全健康学科長。今年度より、食品安全健康学科長を拝命しております。食品の安全性や品質を評価する新たな測定方法の開発と、その実用化への応用を目指して、日々教育と研究に取り組んでおります。どうぞよろしくお願いいたします。
沖縄県那覇市 会場:オリオンホテル那覇
タイトル:植物も風邪を引く? ~世界の食料問題を解決するためにミクロの世界へ~
講演者:国際食料情報学部 国際農業開発学科 本橋 慶一 教授
【プロフィール】
現・世田谷キャンパス学生部長。農作物を含む植物病原菌が専門分野です。近年は沖縄特産のマンゴー病害やインドネシアのカカオ病害にも取り組んでいます。野外では植物病害を探索し、研究室では病の原因である病原菌を分離し、どのように病気を防ぐのかを学生と共に研究しています。
沖縄県那覇市 会場:オリオンホテル那覇
タイトル:天然物化学が拓く健康と未来
講演者:応用生物科学部 栄養科学科 高橋 公咲 教授
【プロフィール】
現・栄養科学科長。これまで一貫して天然に含まれる多様な成分の分析、同定および機能性に関する研究に取り組んできました。現在は栄養科学科に所属し、食品成分が健康にどのように寄与するかを研究しています。学生とともに学びながら、管理栄養士の育成にも力を注いでいます。