東京農業大学

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食を通じてより良い社会を実現する「食のディレクター」を育成

Agroad

規格外農産物の有効活用を通して東京農業大学が掲げる「実学主義」を体現している団体

学外協力者

菅沼農園(山梨県)

活動の動機と目的

動機
皆さんは農産物の規格外品の現状をご存じでしょうか。近年食品ロスという言葉はよく耳にしますが、実は規格外品は美味しく食べることができるにも関わらず廃棄されることが多く、またそれらは食品ロスとしてカウントされていません。さらに、正確なデータとして公表されていないため、認知されにくい実情があります。
学科の実習で、形が崩れやすいために完熟すももが規格外品として数多く廃棄されている現実を知り、規格外品を有効活用し消費者に知ってもらうため2019年にAgroadを発足させました。現在は協力していただいている菅沼農園さんの完熟すももを中心に、課題解決を図っています。

目的
Agroadは規格外品の現状、おいしさを多くの方に知ってもらうために活動しています。
私たちは活動する上で、生産者と消費者の架け橋となり双方の理解を深め得た知識を自分の糧とし、食と農の課題に対して多くの人と協力してアクション・アウトプットできる人材である「食と農のスペシャリスト」になることを目標としています。そのために、「農作業・商品販売・加工・販売」などの六次産業に一貫して携わり、各自目標を持って活動に励んでいます。

活動の具体的内容

菅沼農園の下で農業実習(本年度は大学の規定に従い実施予定)を行い、規格外品として扱われてしまう「完熟すもも」を中心とした「農作業、商品開発・加工、販売」を一貫して行っています。

商品開発を行った製品は、収穫祭、農家さんの出店するマルシェ、レストランへの販売や、(株)農大サポートへの商品企画提案、S N Sでの情報発信、インターネット販売、キッチンカーでの商品提案を行っています。

特に、新型コロナウイルスの影響により、市場が拡大している「インターネット通販ビジネス」に着目し、InstagramやECサイトでの販売を通じて学生目線で農産物のPR、農家さんの販路拡大に注力しています。

また、菅沼農園の協力があってこそ活動が出来ていることを常に忘れず、農家さんをはじめ全ての関係者の方に対しての「感謝・還元・礼儀マナー」を大切にしています。

商品開発・販売実績

2019年度、完熟すももを加工したすももソースを製造しました。すももソースは学生が全工程において製造を担当しました。収穫祭やレストラン、マルシェ等で販売を行い、555個を売り上げ、完売することができました。

「おとものすもも」作りました!

今年度は、「おとものすもも」というドレッシングの商品開発を行いました。

ドレッシングは完熟すももをふんだんに使用し、本来の香りを楽しめるように工夫を凝らした一品です。サラダやメインディッシュにそのままお使いいただけるだけでなく、ほかの調味料と組み合わせることで豊富なレシピ提案が可能となりました。

レシピ、販売先ともに今後Instagramで随時発信する予定です。ご興味のある方は是非ご覧ください。

新聞社様・放送局様から取材していただきました!

Agroadやおとものすももについて、新聞社・放送局の計5社から取材していただきました!

ご協力いただいた新聞社様・放送局様、誠にありがとうございます。

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