東京農業大学

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食を通じてより良い社会を実現する「食のディレクター」を育成

学外協力者

・キテレツファーム 
・あきる野フードトラック協会 
・株式会社アスレタ 
・東京農業大学生活協同組合 

活動の動機、背景、目的

背景:
昨年度は、規格外農産物の有効活用を目指し、ブラジル料理店シュハスカリアキボンへの販売支援や、中野レンガ坂商店会と中野マルイのご協力のもとでマルシェを行いました。この取り組みにより、農家に対して農産物の廃棄削減と売り上げ向上というメリットをもたらすことができました。飲食店に対しては、仕入れ価格はそのままで、有機農産物を使用することによる付加価値を創造できるというメリットをもたらすことができました。取扱店からも好評をいただき、この4月より、取扱店舗の拡大が決定しました。マルシェでは、規格外農産物を農家に代わってVIVAGREENが販売することで、農家は日常業務に専念できる上、消費者に規格外農産物を知ってもらうきっかけを作ることができたと感じています。

 昨年度の活動を通じて気づいたことは、2点あります。第1に、活動の規模の小ささから、使い道が限られるということです。昨年目標とした学食での規格外農産物の利用は、供給量の少なさなどから実現できませんでした。第2に、大規模農家(少品目大量生産)は既に規格外農産物の有効利用の方法が確立できている場合が多いことです。一方で小規模農家(多品目少量生産)はまとまった量の規格外品が出ないことと、日々の業務で廃棄削減の取り組みまで手が回らないためか、有効利用できていないケースが多いと考えます。

目的:
今年度は小規模農家を中心とした規格外農産物提供農家と、規格外農産物を利用したい飲食店などをつなげ、利用の幅を広げる役割を担えるような活動を行いたいです。

活動の具体的内容
・既存の提携農家(キテレツファーム)での農業実習
・既存の提携飲食店(シュハスカリアキボン)でのコラボレーション商品の企画開発
・規格外農産物提供農家の拡大に向けた関係構築
・規格外農産物取り扱い飲食店の拡大に向けた関係構築(学生食堂を含む)
・マルシェ(中野レンガ坂商店会×中野マルイ)での規格外農産物の販売
・中野レンガ坂商店会及び中野マルイの飲食店とのコラボレーション企画
・必要に応じて、zoomでのミーティングなども行う

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