東京農業大学

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食を通じてより良い社会を実現する「食のディレクター」を育成

学外協力者

・スマートニッチ応援団
・NPO法人無限夢工房
・社会福祉法人横浜愛育会
・NPO法人わくわくヴィレッジ

活動の動機・目的

動機:
この活動を始めようと思ったきっかけは、日本の主食用米の需容量が減少している現状に3つの課題を感じたことでした。1つ目に米価の下落による、米農家の所得減少。2つ目に水田の荒廃農地増加による、田んぼの多面的機能の消失。三つ目に日本の米文化の衰退。そういった消費者や生産者の課題を踏まえ、衰退する主食米以外の新たな米の需要が必要であると考えました。そこで、私たちは米粉の需要に着目しました。主食米と比べ、単位数は未だ小さいですが、年々増加傾向にあります。私たちはこの増加に米粉の更なる需要拡大があると感じ、米粉の消費を推進したいと考えました。

この活動では、米粉の商品開発・販売を行い、米粉について知ってもらう機会の提供、さらに需要拡大に貢献したいと考えています。

背景:
現在別の活動で、横浜市内の福祉施設で製造されたスコーンを仕入れ、マルシェに出店・販売をしています、この活動と米co martの活動を組み合わせることで、販売先と製造元の確保が可能になりました。また、学外協力者さんに米農家や製粉会社を紹介していただき、プロジェクトの達成に努めていきたいと考えています。

目的:
米の消費を推進するために、米粉の需要拡大を目的に活動しています。併せて、販売活動やSNSを通じて情報発信を行い、より多くの人に米粉の魅力を伝えていきたいと考えています。

活動の具体的内容
主な活動としては、米粉スコーンの農福6次産業商品化のプロデュースと、月に2回程度の水稲耕作研修の実施を予定しております。
➀米粉スコーンの農福6次産業商品化のプロデュース
 米粉は学外協力者に紹介していただいた製粉会社から仕入れたいと考えています。製造・販売は別の活動の場を利用し、製造は福祉施設お願いし、レシピ開発なども施設主導で行っていただきたいと考えています。そうすることで、施設ごとに味や見た目に個性が生まれ、施設のブランディングにつながるためです。販売は「はまテラスソーシャルマーケット」にて自らが出店している「HAMA no SCONE」というスコーン屋の利用を考えています。販売は我々が完全プロデュースを行えるため、商品のブランディングや商品のマーケット調査を同時に行い、より米粉の魅力を伝えられる方法を探求し続けたいと考えています。
 商品販売時の利益は、子ども食堂への寄付や活動資金等に使用する予定です。
②水稲耕作研修
 NPO法人わくわくヴィレッジ監修「伝統農法による水稲耕作研修@加須市」に参加し、埼玉県加須市の水田にて、伝統的な農法の稲作を学びたいと考えています。最終的に、この経験と学びを生かし、農業に興味をもってもらうきっかけとなるような、農業体験の場を地域の方々に提供したいと考えています。

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