東京農業大学

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教員コラム

東京農大発!バイオエタノール製造システム特許取得

2010年10月18日

応用生物科学部醸造科学科 教授 鈴木 昌治

本システムは、2003年学校法人東京農業大学から特許出願し、2008年12月に特許を取得した(登録番号:特許第4237684号、発明の名称:エタノールの製造方法およびエタノール製造システム)。
本特許は、従来のエタノール製造時に排出される蒸留廃液を抑制することに最大の特徴があり、本学世田谷キャンパス内のバイオマスエネルギーセンター内に設置されたエタノール固体発酵装置で研究と実証が重ねられてきた。現在、本システムにより愛知県の飼料メーカーではポテトチップ残さ、岩手県奥州市では余剰農産物を原料にバイオエタノールを製造し実用化に向けた共同研究が進められている。
特許取得により、農大発の環境を配慮した地産地消型の新規バイオエタノール製造システムの普及が期待されている。

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