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学生が挑む!研究紹介

高校時に収穫祭を見学して志望校に紅茶の香り成分を研究し、編入学を決意

2015年1月19日

平成25年3月卒 食品分析化学研究室 応用生物科学部醸造科学科編入学 秋田優香子

高校時に収穫祭を見学して志望校に 紅茶の香り成分を研究し、編入学を決意秋田優香子収穫祭に魅せられて  もともと食べ物に興味があり、食品について学べる大学がいいと思っていました。東京農大に強い興味をもったのは、高校生のときに見学した収穫祭がきっかけでした。そのときに感じた活気あふれる東京農大のオーラに魅せられ、いつかここで学びたいと思いました。なかでも短期大学部の醸造学科を選んだのは、やりたいと思う勉強をおこない、専門知識と技術を身につけて早く社会に出ることができるというのが一番の理由でした。 専門用語が飛び交う実験・実習  醸造学科では卒業後に4年制学部への編入学を希望している人が多く、みんな2年後を意識しながら勉強に取り組んでいました。入学前は講義や実験がいっぱいに詰まった時間割を想像していましたが、アルバイトやサークル活動も可能だったことに安心しました。  実験・実習で思い出深かったのは、味噌・醤油・清酒を造ったことです。麹を作るところから火入れ・充填までの全工程が学べ、とても有意義な時間でした。実験中に醸造の専門用語で先生たちが会話しているのを聞くと、実際の醸造場にいるような感じでした。また、官能検査演習という授業も印象的でした。日本酒やワイン、ビール、味噌、醤油、紅茶などさまざまな種類の官能検査をおこなったときは、自分の五感が研ぎ澄まされた思いでした。 紅茶の香気成分を研究  食品分析化学研究室は、学生が一人で一つの卒業研究に取り組むという方針だったこと、研究室の安藤先生の授業(化学や有機化学など)がとても分かりやすかったこと、そして香りの研究もおこなうことができるのでこの研究室を選びました。  私はもともと香りについて興味があったので、「紅茶の香気成分」について研究をおこないました。乾燥茶葉に香料を加えたフレーバードティーを作成して、香りの変化を調べたり、日光に当てるとどのような変化が起きるのかを検証。サンプルのデータがそろってグラフを作成して、それまでにない新たな変化があったときが一番うれしかったです。  醸造の奥深さを知るにつれ、より深く知識を身に付けたいという気持が芽生え、応用生物科学部醸造科学科に編入しました。

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