東京農業大学

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学生が挑む!研究紹介

グループ実習や現地ゼミを通じて造園の本来の目的を再認識できました

2015年1月15日

平成26年3月卒 緑地計画学研究室 地域環境科学部造園科学科編入学 田中雅紀

グループ実習や現地ゼミを通じて造園の本来の目的を再認識できました田中雅紀日本庭園の魅力を都市に広めたい  高校では農業を主体とする生物生産科で花や作物を育てる実習や造園について学び、在校中に造園技能士3級の資格を取得しました。もともと歴史と日本庭園が好きだった私が、大学で造園についてさらに学びたいと思ったのは、日本庭園を都市の中に応用する研究をおこなって、庭園の魅力を街に広めていきたいという目的をもっていたためです。造園関連の複数の志望校から絞って、推薦入試でこの学科に入学しました。実習を重ねるごとに友人が増えていく  1年次は農学や環境に関する全般的な基礎領域を幅広く学びました。入学後しばらくして、美しい庭園を街中に作れば、すぐにきれいな景観が誕生するだろうという私の考えは、とても独りよがりだったことに気づきました。美しい景観は、周辺の街並みや地域の歴史を無視しては成立しないことを、授業を通じてよく理解することができました。造園とは環境を創り出すことにほかならないという理念には、大いに心を動かされました。入学当初から当惑したのは造園のデザイン画の作成です。絵が苦手な私は制作の基本技術を身につけるのに相当な時間を要しましたが、何時間もの訓練によって次第に自信がもてるレベルに近づいていきました。  環境緑地学科では、学生がチームでおこなう実習授業が数多く、竹垣の製作や樹木の診断、4〜5人1組でおこなう測量実習など、さまざまなパターンを体験します。苦労をともにしたことがきっかけとなり、実習を重ねるごとに友人が増えていくのは、この学科の大きな魅力だと思います。卒業研究を通じてさらなる勉強の必要を実感  2年次のコース選択について、早くから緑地計画コースと決めていた私は、1年次の5月には研究室に所属しました。1年目はゼミの活動が中心で収穫祭での研究発表などの準備をおこないました。また、鎌倉や昭和記念公園、六本木周辺などを先生の説明を聞きながら歩くという現地ゼミも年数回体験。夏休みには宿泊ゼミで1年目は伊豆大島を訪れ、島の自然や椿油などの地域産業を視察し、2年目は佐渡島で能舞台とそれをとりまく景観やトキの生息環境にふれました。さらにデザインコンペに出品するための作品制作も重要なテーマの一つで、出品に値するレベルまでに仕上げるのは大変でしたが、制作に必要な手順とスキルを学んだのは良い経験になりました。  2年次には「ランドマークが都市に与える影響」というテーマの卒業研究に取り組みました。研究をおこなうなかで、都市に対する見識がまだまだ自分には足りないことを痛感。今後ももっと多くの文献や書籍から知識を吸収していく必要を認識しました。  入学当初から編入学を志望していた私は、試験を受けて地域環境科学部造園科学科に進学しました。現在はガーデンデザイン研究室に所属して庭の研究をさらに進めているところです。卒業後は高校教諭(農業)を第一志望にしていますが、造園関連の企業に就職する道も視野に入れています。

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