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学生が挑む!研究紹介

作物・園芸・畜産の基礎を幅広く学んでから2年次は半年以上を作物の実習に注ぎました

2015年1月15日

平成26年3月卒 作物生産学研究室 十日町農業協同組合勤務 南雲紘海

作物・園芸・畜産の基礎を幅広く学んでから2年次は半年以上を作物の実習に注ぎました南雲紘海将来は農業に関わる仕事がしたい  新潟の実家は兼業農家で稲作をしていたので、農業生産のノウハウを学ぶことに興味があり、高校のときに東京農大のキャンパス見学会に参加しました。農場に囲まれたような場所だと思っていましたが、都会の大学らしい設備と緑豊かな自然が調和する世田谷キャンパスの景観が気に入り、ここで農業技術を学ぼうと生物生産技術学科を第一志望に選択しました。自然との闘いを体験した生物産業インターンシップ  高校と異なり、カリキュラムに空き時間も設けられているので、大学の施設を活用して1日1日を有意義にすごすことを心がけました。  授業では、実家の農業よりはるかに大きな規模の農業を想定した生産技術を学びました。実習科目が豊富で、1年次の専門実習(一)では作物、園芸、畜産などの基礎技術を全員が学びます。また6つのジャンルから1つを選択する2年次の専門実習(二)では、私は作物を選択。稲や工芸作物を育成・管理する実習を農場で半年以上にわたっておこないました。2年次の9月には生物産業インターンシップで滋賀県の農場に10日間滞在し、稲作の収穫と出荷の実務を体験。収穫作業は自然との闘いであり、出荷作業では効率性を上げるための工夫が必要であることを考えさせられました。各地のインターンシップから帰ってきた同級生たちの表情が、以前よりも自信に満ちていたことが強く印象に残っています。農業関連のUターン就職1本に絞る  研究室には1年次から所属。最初はいろいろな作物や雑草の形態観察、イネやダイズの材料採取や体内成分の分析などを幅広くおこない、2年次には「イネの玄米品質」に関する卒業研究に取り組みました。卒業後すぐに就職することを希望していた私は1年次の1月末頃から就活を開始しました。生産者になる道も選択肢に残していたので、農業関連のUターン就職一本に絞って活動したところ、幸いにも出身地のJAから内定をいただくことができました。東京農大の先輩もたくさんいらっしゃる職場です。今後はできれば営農部に所属して、生産者の方たちとじかにふれあう仕事を通じて、地域産業の振興に貢献できればと思っています。

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