培養液の種類によって発育に影響を与えることを証明
2010年10月15日
平成19年3月卒 畜産学研究室 中外医科学研究所勤務 小池崇史
再生医療やES細胞など、バイオテクノロジーに興味あり。1年生の時は、大学に転入することも考えていたが、短大での勉強はとても中身が濃く、自分のやりたい研究もできていたので、2年生になる頃は短大でも十分と思えるようになったという。
「大学では4年間のプログラムがきちんと組まれ、それに沿って知識や技術を身につけていくけど、短大は技術優先であり、言い換えれば実践的な勉強ができるのが魅力」とんこと。
知識だけではわからないこともある。「知識を習得しながら実験もおこなう短大がここ」。
「バオテクに興味はあるけど、難しそう…と諦めてしまう高校生もいるかもしれないけど、やる気があれば、だれでも学べる分野。後悔しないよう、チャレンジしよう」。
「高校時代に生物や化学を選択してなくても、大丈夫です」。
就職先の中外製薬グループの研究開発部門。薬の基礎研究、応用研究、中外製薬に対する技術支援などを行っている。短大時代の身に付けた技術がダイレクトに生きている。
就職先で言われたこと。「バックグラウンドは関係ないから。短大卒でも不利になることはないよ」。短大卒で研究職に付けるとは思っていなかった。これも2年間、一生懸命勉強したからだと思う。