東京農業大学

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ニュースリリース

NHK総合テレビ「よる7時のニュース」に森林総合科学科 山崎 晃司 教授が出演しました。

2020年10月27日

メディア

 地域環境科学部 森林総合科学科 山崎晃司教授が、NHK総合テレビ「よる7時のニュース」に出演しました。この秋、各地でクマの出没が相次いでいる要因について詳しく解説しました。

山﨑教授のコメント

要因は「餌不足と生息区域の拡大」による。

 クマの生態に詳しい東京農業大学の山崎晃司教授は、クマの出没が多発している理由について、今年は餌となる木の実が不作で少なくなった地域もあり、クマが食べ物を求めて人里にやってきていること、過疎や高齢化によって、もともと人間が使っていた場所が森に戻りつつあり、クマの生息区域が広がっていることなどを挙げています。

 そのうえで、クマの出没を防ぐための対策として「人家の周辺に食べ物が豊富にあれば何度でもやってくるので、野菜や果物を早めに収穫するほか、ドッグフードの保管場所などにも注意を払ってほしい」と話しています。

 さらに「用水路など熊の通路になりそうな場所では、茂っている木を切ったり電気柵を張ったりして、熊が市街地まで移動できる手段を絶つことも重要だ。クマと人の住む場所を明確に分ける取り組みが行政などに求められる」と話していました。

詳細情報

【放送局】 NHK総合テレビ
【放送日】 10月25日(日)19:00~
【番組名】 「よる7時のニュース」
【出演者】 森林総合科学科 山崎晃司教授

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