分子微生物学科の学生チームが国際生体分子デザインコンペティション(BIOMOD)に参加
2023年11月15日
学生活動 教育・学術
分子微生物学科の学生チームが11月4~5日の二日間、東京工業大学で開催された国際生体分子デザインコンペティションInternational Biomolecular Design Competition(BIOMOD)に参加しました。
BIOMODは学部学生のための「生体分子デザイン」コンテストで、世界各国から名乗りを上げた各大学編成チームがそれぞれ知恵を絞り、DNAやRNA、タンパク質、脂質などの分子を駆使してものづくりをします。これまで分子ロボットや分子コンピュータなどを作り、その成果を世界に発表してきました。「国際分子ロボコン」と言える大会です。
今回、東京農業大学 生命科学部 分子微生物学科3年の中村 元さん、橋本 龍明さん、小松 航大さん、大久保 慶乃さんと、西田 暁史 助教がメンターとして参加したチームは、外部刺激に応じてナノスケールの構造体からマイクロ・ミリスケールのゲルに状態変化するDNAデバイスを開発。特定の配列を持ったDNAが存在するとDNAオリガミと呼ばれるナノ構造体がほどけ長鎖DNAとなり、長鎖DNA同士が相補的結合することでゲルになるデバイスです。学生が主体となってプロジェクトを練り、シミュレーションを駆使しながらDNAデバイスを設計し、実験で挙動を確認。そして、プロジェクト紹介動画やwikiを作成し、ジャンボリーと呼ばれる国際大会で英語発表しました。
BIOMOD
【日 時】2023年11月4~5日
【場 所】東京工業大学
東京農業大学 学生チーム
中村 元さん(分子微生物学科 3年)
橋本 龍明さん(分子微生物学科 3年)
小松 航大さん(分子微生物学科 3年)
大久保 慶乃さん(分子微生物学科 3年)