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ニュースリリース

分子生命化学専攻の綾部 千宏さん、松本 優月さん、上原 佳夏さんらによる研究成果がアメリカ化学会(ACS)の発行する専門誌に掲載

2024年6月10日

教育・学術

分子生命化学科 ケミカルバイオロジー研究室の大学院生 綾部千宏さん(令和6年3月修士課程修了)、松本優月さん(博士前期課程1年)、ならびに上原佳夏さん(博士前期課程1年)の研究成果がアメリカ化学会の発行するJournal of Agricultural and Food Chemistry誌(IF=6.1)に掲載されました。

本研究では害虫の中枢神経系にあるニコチン性アセチルコリン受容体の薬物結合ポケットに高い親和性を示す化合物をデザインし、本受容体の薬物結合ポケット表面での相互作用を精緻に予測しました。

これにより優れた薬効と高い安全性をもつ殺虫剤候補化合物を見出すことに成功し、タンパク質の立体構造をガイドとした農薬ドラッグデザインの有用性が示されました。

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論文タイトル:Potency and target surface interaction of diazinoyl nicotinic insecticides https://doi.org/10.1021/acs.jafc.4c01499

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