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ニュースリリース

公益社団法人日本造園学会全国大会 学生デザインコンペで造園科学科4年 細川萌さんが入賞しました。

2021年5月27日

教育・学術

 2021年5月21日(金)に開催されました造園学会学生デザインコンペ二次公開審査会にて、造園科学科4年生の細川萌さんのチームが『入賞』しました。

 東日本大震災から10年という本年、造園学会全国大会は仙台市にて研究発表会、学生デザインコンペは、建築・アート系の施設・せんだいメディアテークでの開催の予定でしたが、COVID-19の影響により、完全オンライン開催となりました。

 学生デザインコンペは、三陸海岸の廃線となった気仙沼線一帯を対象地として、【Millennium Memorial Place 〜風景として継承する災害の記憶】をテーマに実施され、全国から登録数105チーム(造園、建築、都市工学など300名以上)、提出作品83チームから最優秀1作品、優秀作品2作品、入選9作品が選ばれました。

 細川さんのチームは、千葉大大学院、武蔵野美術大学大学院との3人チームで臨み、「湾時計」をテーマとした発表を行いました。被災地には、様々な人の様々な時の流れが折り重なっていることの気づきから、ちょうど時計のような形の湾を舞台に、そうした多様な人々の時と場を風景として整えていった提案でした。

 残念ながら上位3賞は逃しましたが、審査員長からは優秀賞候補としての評価を得たのみではなく、民俗学の審査員をはじめ、その考え方には他の作品以上に多くの好評価を得ておりました。

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