「能登復興支援チャリティーイベント~能登のいま・そして復興へ 地域から防災を考えよう~」を開催
2024年9月20日
お知らせ 学生活動
東京農業大学能登復興支援有志の会(学生代表:国際食農科学科 2年 廣松 美南さん)は9月15日(日)、「能登復興支援チャリティーイベント~能登のいま・そして復興へ 地域から防災を考えよう~」を開催しました。
当日は160名以上 の方が来場し、募金総額は105,527円 となりました。募金は「ほくりく未来基金」に全額寄付します。
このイベントでは世田谷キャンパス・厚木キャンパスに所属する様々な学科の学生が4つのチームに分かれて企画・運営をしました。
①能登の⾃然、⽂化、アテ林に関る勉強会チーム
(リーダー:農芸化学科 2年 浅岡 希泉さん・食品安全健康学科 2年 愛川 春菜さん)
珠洲市出身の学生である醸造科学科3年櫻田愼太郎さんによる能登の震災後の現状、避難生活についての発表と、私たちができることについてトークディスカッションを行いました。会場では参加者の皆さんから、東京から行える能登への長期的・継続的な支援についてのご意見が出され共有されました。能登半島地震の今後の影響などについてのご質問や、大人だけでなくお子さんからも興味深いご質問を受け、会場の皆さんと学びを深められました。さらに、能登について知ってもらうために能登の自然、生き物、文化、特産品について発表しました。その発表スライドを基にクイズを作成し、能登の魅力について知ってもらうためにクイズラリーを行いました。
②チャリティー企画担当チーム
(リーダー:国際食農科学科 2年 小曽根 悟雲さん)
国際農業開発学科4年坂本 新さんが、2024年8月7日~9日の「東京農業大学総合研究所2024年度大学戦略研究プロジェクト」の調査に参加した際に撮影した石川県三井町・輪島市の100枚以上の写真を使い「能登の今を知る写真展」を開催しました。写真展では参加者の方から能登の現状などについて様々なご質問をいただきました。また「Noto,Not Alone」のスタンプラリー企画は大人からお子さんまで幅広く人気でした。
③防災イベントチーム
(リーダー:国際農業開発学科 3年 宮原 伽歩さん・地域創成科学科 3年 大竹 悠斗さん)
私たちは、ロープワーク体験、防災バッグワークショップ、避難所を模したエリア、東京農業大学が備蓄している段ボールベットや非常食等の防災活動の展示を行いました。また東京農業大学の東日本支援プロジェクトや浪江の復興プロジェクトのパネルを紹介しました。
ロープワークでは実際にロープを手に取り「巻き結び」を体験してもらいました。防災バッグのワークショップでは、東京農業大学第一高等学校中等部の中学生や地域の方々と一緒に,参加者本人、高齢者、お子さん向けの防災バックに必要なものを考え、災害時の備えの多様性や重要性についてディスカッションを深めました。
防災班メンバー全員のアイデアを出し合い、参加された皆様が能登に思いを馳せ自分自身の防災についても考える実践的な企画となりました。
④能登復興支援サツマイモジャム開発チーム
(リーダー:デザイン農学科 3年 リー ローラさん)
農学部デザイン農学科の教員・学生が能登のサツマイモでおいしいサツマイモジャムを開発し、それをきっかけに世田谷・厚木キャンパスの学生と東京農業大学食品加工技術センターで能登復興支援のサツマイモジャムを製造しました。能登を「買って応援!」ではこのサツマイモジャムの他,東京農業大学の卒業生の日本酒を農大サポート共催で販売しました。
東京農業大学の様々な学部学科・学年の学生たちがつながり、さらに能登に心を寄せる皆さまと学生たちがつながることで、今回、能登への想い・支援を形にすることができました。
参加いただいた皆さま、ご支援いただきました皆さまに心より御礼申し上げます。
これからも学生たちをはじめ地域の皆さまと対話を重ねながら、復興・防災の輪を広げていきます。
能登復興チャリティーイベント~能登のいま・そして復興へ 地域から防災を考えよう~
【主 催】東京農業大学能登復興支援有志の会
【共 催】株式会社農大サポート
【後 援】東京農業大学、東京農業大学校友会 福岡県支部、石川県、世田谷地域「地域交流ラボ」事務局、NPO法人まちこらぼ
【協 力】(東京農業大学関連機関)
デザイン農学科食機能科学研究室、食品加工技術センター、総合研究所、グローバル連携センター (CGI)
【写真撮影】地主 恵亮
【連絡先教員窓口】
地域創成科学科 町田 怜子・国際食農科学科 宮浦 理恵・国際農業開発学科 五野 日路子