東京農業大学

メニュー

ニュースリリース

東京農業大学「和牛」研究 成果報告および試食会を開催

2024年3月18日

教育・学術

東京農業大学は3月8日(金)、独自の技術による和牛の生産を目指す「農大和牛プロジェクト(研究課題名:農大和牛の作成と肥育を介した新しい農大ブランドの作成)」の研究経過報告と今後の市場流通への展望を模索する試食会を世田谷キャンパスで開催しました。

成果報告・試食会には、生産者や卸売業者、小売業者、食品メーカー、農林水産省、自治体など約60名が参加しました。

w2.png

動物科学科 岩田 尚孝 教授とKIHACHI創業者 熊谷 喜八 シェフ

w4.png

調理されるローストビーフ

試食会では「KIHACHI創業者 熊谷喜八」が腕を振るい、ローストビーフ、ビーフシチュー、ハンバーグ、ちらし寿司などさまざまな和牛料理が披露され、参加者の皆様にその味をご堪能いただくと共に、今後の展開について意見交換が行われました。

w3.png

w5.png

東京農業大学で取り組んでいるサスティナブルでエシカルな「農大和牛プロジェクト(研究課題名:農大和牛の作成と肥育を介した新しい農大ブランドの作成)」は、動物科学科 岩田 尚孝 教授の研究と技術指導のもと、通常の和牛とは異なり、褐毛和種と黒毛和種を掛け合わせた受精卵を作製。国産の牧草を主体として育てた健康的で美味しい赤身肉が特徴となります。現在は東京農業大学の富士農場(静岡県富士宮市)のみで飼育されている和牛ですが、この優れた生産と育成技術を今後さらに模索し、生産現場の課題解決と消費者の皆様にエシカルでヘルシーな和牛をお届けできるよう努めてまいります。

また現在「農大和牛」については、東京農業大学独自の和牛の生産と肥育の方式を守り、健康や環境にも配慮して生産された牛肉として皆様に広く発信できるよう商標登録出願中です。

農大和牛プロジェクト(研究課題名:農大和牛の作成と肥育を介した新しい農大ブランドの作成)メンバー

山本 祐司 教授(応用生物学部 応用生物科学科 / 応用生物学部 学部長)
大浦 裕二 教授(国際食料情報学部 食料環境経済学科 / 総合研究所 副所長)
平山 博樹 教授(生物産業学部 北方圏農学 / 産学官・地域連携センター センター長)
岩田 尚孝 教授(農学部 動物科学科)

KIHACHI創業者 熊谷喜八シェフ

東京農業大学の客員教授。生物産業学部 食香粧化学科(北海道オホーツクキャンパス)で料理開発プロジェクト「熊谷喜八道場」に協力

w1.png

熊谷喜八道場【東京農業大学】

ページの先頭へ

受験生の方