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国際食農科学科の宮浦 理恵 教授も講演、公開セミナー「アグロエコロジーって何? ~スティーヴン・グリースマン著『アグロエコロジー:持続可能なフードシステムの生態学』の訳本出版を機に語り合おう~」を実施

2023年12月18日

教育・学術

12月13日(水) 、世田谷キャンパス 国際センターで公開セミナー「アグロエコロジーって何? ~スティーヴン・グリースマン著『アグロエコロジー:持続可能なフードシステムの生態学』の訳本出版を機に語り合おう~」を実施しました。

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スティーヴン・グリースマン著「Agroecology (第3版)」の翻訳書『アグロエコロジー:持続可能なフードシステムの生態学』の出版に際して、国際食農科学科の宮浦 理恵 教授が翻訳・監訳。

公開セミナーでは宮浦教授のほか、村本 穣司さん(カリフォルニア大学サンタクルーズ校有機農業スペシャリスト / 東京農業大学 客員教授)、小松﨑 将一さん(茨城大学 農学部附属国際フィールド農学センター 教授)、日鷹 一雅さん(愛媛大学 農学研究科 教授)がアグロエコロジーに関する講演を行った後、会場とオンラインを併せた参加者約90名との質疑応答や討論を実施しました。

宮浦教授は「総合農学や実学を推進するうえで役に立つアグロエコロジーがこれから広がっていくことを期待します。総合的アプローチで、持続的なフードシステムへの探求を図っていきましょう」と語りました。

アグロエコロジー

アグロエコロジー(直訳すると「農生態学」)は、飢餓や環境破壊を引き起こす大規模・集約的な農業のあり方を変えるために生まれた新しい「科学」であり、原著は欧米を中心に教科書として広く使われている。アグロエコロジーは、自然の力を高める有機農業や自然農法の「実践」を広げる。また、環境や農業の分野に留まらず、経済・社会・文化の多様性を目指し、既存の価値観を転換する「社会運動」でもある。

  ※「解説」 農山漁村文化協会 田舎の本屋さん 農業・食文化・教育・生活の書籍専門店 より抜粋  

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