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ニュースリリース

株式会社神明、一般社団法人メディカルライス協会、東京農業大学との包括連携協定締結

2023年1月31日

お知らせ

 株式会社神明(代表取締役社長 藤尾 益雄・東京都中央区)と一般社団法人メディカルライス協会(代表理事 渡邊 昌・東京都新宿区)、東京農業大学(学長 江口 文陽・東京都世田谷区)は、令和5年1月27日、日本橋ライフサイエンスビルにて、産学連携となる包括連携協定を締結いたしました。
 株式会社神明及び一般社団法人メディカルライス協会、東京農業大学はコメの機能性についての研究と製品開発に取り組み、次世代に向けた新たな食の創造を目指し、需要拡大と米を中心とした関連産業の維持発展を推進、実行して参ります。

包括連携協定の内容について

 私たちは、古代より生命を繋いできたお米が持つ潜在的な栄養素や機能性成分を科学的なエビデンスによって探索し、コメ由来の機能性商品の開発、健康や環境、農業創成などの「人と生物と自然」を共存させる取り組みを行って参ります。
 すでに、コメの持つ機能を医学的見地から健康効果を科学的なエビデンス(臨床試験)によって「低たんぱく加工玄米」の開発が進められており、健康食品分野として腎臓病患者の病気の進行を抑える効果が見込まれ、食事療法や医療費削減にも期待が寄せられています。
 この度の3者による包括連携協定は、それぞれが持つ知見や資源を有効活用することで相乗効果を発揮し、コメの持つ潜在的な力を農学及び医学的なアプロ―チにより研究し、医食同源や治未病としての効用を探求し、コメ由来の機能性成分から新たな機能性食品や健康食品の開発を行い、多様化する食生活に貢献して参ります。
 一方で、日本の農業は耕作面積や農業従事者の減少の恒久化が続き、食糧を輸入に依存している現状です。歴史的な気候変動下において新品種の研究、土壌分析・改良、就農システムの開発など日本の農業を守り成長させていくことも私たちの使命と位置付けております。
 生産者の支援や連携も協定事項に謳わられており、次世代を担う研究者や人材育成も取り組み、日本の素晴らしい水田、文化を絶やさず健康で豊かな食生活に貢献して参ります。
 また、近年日本の農産物や食品の輸出は増加傾向が見られますが、高品質と評価を頂いている農産物に研究・開発によって日本独自の高い技術力で製品化することにより、更に輸出拡大を促進し、行政府の支援、協力や連携を図りながら各施策を確実に実施して参ります。
 生産から商品化まで、国内外に広めるという新たな取り組みが動き出します。

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