7月20日(水) 総研研究会 講演会『遺伝資源を学び考える』 開催
2016年7月15日
教育・学術
東京農業大学総合研究所研究会 第3回講演会『遺伝資源を学び考える』開催のお知らせ
(大学所有遺伝資源保全・利用研究部会)
海外の遺伝資源にアクセスして、学術研究や商用品あるいは新品種の育種素材として利用するには、資源国との公正かつ衡平な利益配分が求められています。
2010年に名古屋市で開催された生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)において、『遺伝資源の取得の機会及びその利用から生ずる利益の公正かつ衡平な配分(ABS:Access and Benefit-sharing)に関する名古屋議定書が採択され、2014年には議定書が発効しました。わが国では、未だ名古屋議定書に批准していませんが、早期の批准を目指して、政府内で検討が進められています。
今回の研究会では、わが国が名古屋議定書の批准を控えて、どのような対応をすべきかを、国立遺伝学研究所の森岡氏に講演して頂き、引き続いて民間企業の海外遺伝資源利用の成功事例として、サカタのタネの鴨川氏を招いて講演して頂きます。学内外の興味のある方のご参加をお待ちしております。
■講演内容
Ⅰ.『名古屋議定書時代を迎えて』 16:00?16:30
講師:森岡 一(国立遺伝学研究所 知的財産室 ABS学術対策チーム)
Ⅱ.『種苗産業における新たな遺伝資源の導入の現状と課題 ?アルゼンチンとインド
ネシアの遺伝資源へのアクセスと利益配分事例?』 16:30?17:50
講師:鴨川 知弘(サカタのタネ 遺伝資源室)
■日時:平成28年7月20日(水)16:00?18:00
■会場:世田谷キャンパス1号館342教室
■参加費:無料
■主催:東京農業大学総研研究会大学所有遺伝資源保全・利用研究部会
■問合せ・申し込み:東京農業大学総研研究会
大学所有遺伝資源保全・利用研究部会事務局
担当:入江憲治
E-mail:
Tel:03-5477-2403
Fax:03-5477-2403