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ニュースリリース

メキシコ国チャピンゴ自治大学学長の表敬訪問と中南米協定校学生の受入

2016年2月22日

教育・学術



チャピンゴ自治大学Dr. Jose Sergio Barrales Dominguez学長と同大学穂積教授、メキシコ大使館カメタ学術・国際協力担当官、同大使館イリヤマ翻訳官補が本学を訪問されました。高野学長はじめ国際協力センター教職員と、両国・両校の国際化推進の現状と「大学の世界展開力強化事業」(中南米との大学間交流形成支援)の実施プログラム報告と今後の展開について協議しました。また、中南米から短期交換留学プログラムに参加した学生4名も同席しました。

本学の世界展開力強化事業は、「中南米地域における食・農・環境分野の実践的な専門家育成事業」として、学生交換留学プログラムを実施しています。
2月10日から約2週間、本学学生10名(ブラジル6、メキシコ2、ペルー2)を中南米に派遣しています。
2月17日から約2週間、本学中南米協定校であるチャピンゴ自治大学から1名、ブラジル国アマゾニア農業大学2名、ペルー国ラ・モリーナ国立農業大学1名を受入れています。





本取組みは、中南米における持続的な食料生産をめざす起業家、食農・環境問題の実践的な専門家を育成するために、中南米の協定校からの交換留学生の受入れ数を倍増させるとともに、今まで以上に多くの本学学生を協定校へ派遣し、実学主義に基づく実践的な教育として中南米と日本で相互に農学系インターンシッププログラムを実施するものです。 
特に、協定校の学生を本学のベンチャー企業に受け入れて先端的な食料・農業・環境教育を行うと伴に、本学からは中南米で卒業生が経営する農園および加工場に学生を派遣してインターンシッププログラムを実施しています。
本プログラムの特徴は、短期(約2週間)、長期(約6ヵ月か1年)の両プログラムにおいて、(1)専門科目履修・聴講、(2)現地語学体得、(3)学生交流、(4)農学系インターンシップ実施、(5)農学系施設視察を行うことにあります。
<中南米地域の本学協定校>
ラ・モリーナ国立農業大学 (ペルー 1996年協定締結)
サンパウロ大学 (ブラジル 2001年協定締結)
チャピンゴ自治大学 (メキシコ 2001年協定締結)
アマゾニア農業大学 (ブラジル2013年協定締結)
<実施予定プログラム> 本学学生の積極的な参加を期待します。
本学からの学生派遣プログラムは、【1】、【2】、【3】をそれぞれ行うか、複合して行う。
 【1】派遣先協定校4大学(ラ・モリーナ国立農業大学、サンパウロ大学、チャピンゴ自治大学、アマゾニア農業大学)への長期派遣(8・9月から6ヵ月?1年)
目的:現地語の体得(語学履修)、正規科目の履修、研究室での学修
 【2】派遣先協定校4校(チャピンゴ自治大学、アマゾニア農業大学、ラ・モリーナ国立農業大学、サンパウロ大学)への短期派遣(8・9月に2?3週間)
目的:農業実習・農学系研修・視察
 【3】農学系2団体(トメヤス農業協同組合、カムカム協会)への長期(6ヵ月以上)及び短期(1ヵ月未満)派遣
目的:農学系インターンシップ
本学への協定校学生受入プログラムは、【1】、【2】、【3】をそれぞれ行うか、複合して行う。
 【1】派遣先協定校4大学(ラ・モリーナ国立農業大学、サンパウロ大学、チャピンゴ自治大学、アマゾニア農業大学)からの長期受入(6ヵ月?1年)
目的:日本語の体得(日本語履修)、「英語による専門教育プログラム(26科目)」の履修、国際教育プログラムの履修、世界学生サミットへの参加
 【2】同4大学からの短期受入(2週間)
目的:国際教育プログラムの履修、世界学生サミットへの参加
 【3】有機農業、食品加工、商品開発と販売の会社への長期(6ヵ月以上)及び短期(1ヵ月未満)受入
目的:農学系インターンシップ
<文部科学省「大学の世界展開力強化事業」とは>
国際的に活躍できるグローバル人材の育成と大学教育のグローバル展開力、さらには海外とのネットワークを強化するため、高等教育の質の保証を図りながら、日本人学生の海外留学と外国人学生の受入れを行う国際教育連携の取組を支援するものです。中南米との大学間交流形成支援への申請は25件あり、うち8件(私立大学は本学を含め2件)が採択されました。
「大学の世界展開力強化事業」については、日本学術振興会ホームページに掲載されています。
http://www.jsps.go.jp/j-tenkairyoku/

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