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ニュースリリース

那覇空港への東京農業大学看板掲出への思い

2021年6月3日

お知らせ

 2019年(1月~12月)の那覇空港の年間利用者数は2,197万人で、国内第6位です。年間利用者数のうち約500万人は小学生から高校生までの家族旅行者と修学旅行者が占めるとした報告もあります。大学への修学を前にした利用客の多い空港において、農林水産業とその関連産業の担い手を育成する東京農業大学が農学の重要性を発信することが重要です。

 東京農業大学は、学び舎として3キャンパス(東京都世田谷区・神奈川県厚木市・北海道網走市(オホーツク)を設置しています。さらに、沖縄県の「宮古亜熱帯農場」をはじめ、北海道の「寒冷地農場」や水産に特化した「臨海研究センター」等、全国に農場、水産研究センター、演習林を設置しています。

 この度、那覇空港に掲出した看板は、石垣島の森林から海洋までの景色の前に亜熱帯産の作物や果実を手にする東京農業大学の学生を配しています。すなわち、農学とは私たちの身近にある自然や生活を総合的に科学する学問であり、山の頂上から海洋までの地球のあらゆる場所が研究フィールドであることを知っていただくことを目的としています。

 我が国の食料自給率は、先進国の中でも最も低い状況です。食料のみならず「衣・住」に関する資源の自国生産を高め、「国消国産」を考え学ぶ農学への誘いを看板に託して発信します。

 この看板の特色としては、次の1~6が挙げられます。

  1. 八重山ブルーの海と緑豊かな森林資源
  2. 農学を学び生産物の収穫を喜ぶ学生の笑顔
  3. 「また来てね!」のキャッチコピーによる沖縄への観光振興の声援
     (オホーツクキャンパスに近接した女満別空港の看板キャッチコピー「もう帰っちゃうの!」との関連性と物語を考えた演出)
  4. SDGsに貢献する本学における全国の農場での学びと研究の紹介
  5. 東京農業大学卒プロカメラマン(阿部雄介氏:background)と農大職員カメラマン(渡邊和典職員:portraits)のコラボ(看板への記名)
  6. 現役の学生をモデルとして宮古亜熱帯農場で生産される作物や果実を手にすること

 那覇空港3階出発ロビー中央に位置し、学生団体の集合場所として利用されるところに設置しました。待ち時間には、看板内のQRコードをスマホに写し込むことで大学情報を閲覧していただける仕組みとしています。今後、那覇空港のランドマークとして機能することも願っています。

 現地ではすでに卒業生の保護者や現地企業で東京農業大学と所縁のある皆さまにも訪問いただき、撮影や話題となっていることも知りました。
 全国に広がる東京農業大学の施設をこの看板からも意識していただければ幸いです。
 農学はまさに私たちに最も身近な学問領域なのです。東京農業大学で総合農学を学びませんか。
社会のニーズに答えるシーズを持つ東京農業大学をよろしくお願いいたします。 

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