東京農業大学

メニュー

ニュースリリース

山梨大学との共同研究「日本固有のワイン用ブドウ品種『甲州』のゲノム解読と特徴付けに成功」が日本経済新聞に掲載されました。

2020年12月1日

メディア

 白ブドウ品種「甲州」(Vitis sp. cv. Koshu) をゲノムレベルで特徴付けした東京農業大学と山梨大学との共同研究についての記事が日本経済新聞に掲載されました。

日本固有のワイン用ブドウ品種「甲州」のゲノム解読と特徴付けに成功

 東京農業大学生物資源ゲノム解析センターの田中啓介助教と浜口悠研究員、山梨大学ワイン科学研究センター果実遺伝子工学研究部門の鈴木俊二教授と榎真一助教による共同研究グループは、日本固有の白ブドウ品種「甲州」の全ゲノム情報を解析しました。その結果、他のワイン用欧州ブドウ品種と比較して機能性が異なると推定される遺伝子が複数発見され、それらは特にポリフェノールや風味に関連していることが明らかになりました。本研究成果は、甲州ワインの品質を向上させる情報基盤になるほか、ブドウの研究やワイン産業における甲州の遺伝資源としての利用推進への貢献が期待されます。

ページの先頭へ

受験生の方