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ニュースリリース

卒業生のご活躍 福岡ソフトバンクホークス 周東 佑京選手

2020年11月20日

お知らせ メディア

 2018年3月東京農業大学 地域産業経営学科(北海道オホーツクキャンパス)を卒業した周東 佑京選手(2017年10月のドラフト会議にて、福岡ソフトバンクホークス育成2位指名)が2020年10月30日、13試合連続盗塁の日本新記録を達成。また、シーズン50盗塁で盗塁王のタイトルを獲得しました。


周東 佑京 選手

 東京農業大学第二高等学校出身。2018年3月地域産業経営学科卒業。同年度のドラフト会議で福岡ソフトバンクホークスに育成2位に指名される。身体能力が高く、特に走力においては50メートル5秒7と俊足が売り。179センチ、66キロ。 打撃も広角に打ち分ける技術があり、俊足を生かした守備にも定評がある。

2020シーズン成績

103試合出場 打率0.270
連続試合盗塁/13試合(46年ぶりプロ野球日本新記録樹立)
盗塁部門/1位 50個
三塁打部門/2位 7本



東京農大生へのメッセージ

人生を変えた監督との出会いと、
オホーツクの大自然がくれたかけがえのない日々。

 小学校2年生のときに少年野球チームに入り、その頃はまさか自分がプロになるとは思っていませんでした。地元である群馬の東京農業大学第二高等学校に入学し、野球部に入部。そこで、当時、オホーツク硬式野球部の監督だった樋越監督から「お前なら絶対にプロを目指せる。だから、東京農大のオホーツク野球部に来い」と声をかけていただいたのがプロを目指すことを意識し始めたきっかけです。

 大学生時代、オホーツクキャンパスでは半分以上の学生が経験するともいわれる農家バイトやホタテバイトも、怪我を避けるため積極的には参加せず、キャンパスと合宿所を往復する日々。監督は勉強にも厳しく、単位が取れなければ練習に出られなかったので、勉強も頑張りました。冬の練習は、雪のため外で練習できないことも多く、できたとしてもまず雪掻きから始めるということに最初は驚き、毎日のことなのでとても大変でしたが、すぐに慣れました。関東ではあまり考えられないこの厳しい環境が、のちの自分自身の粘り強さや、我慢強さ、多少のことでめげないメンタルの強さにつながっていると今は感謝しています。

 野球中心の生活でしたが、友達と釣りに行って食べたワカサギのおいしさや、能取岬で見た目の前に広がる星の近さなど、オホーツクでしか味わえない貴重な経験が数多くありました。大自然との共存を通して、考え方のスケールも広がり人間的にもとても成長できたと思います。

 東京農大で過ごした4年間は、それまで自分が経験したことのないような濃い時間でした。この大学を選んで本当に良かったと社会に出てから特にそう感じています。最近は取材などで出身校を聞かれることが多いので、東京農大をもっと知っていただくために、さらなる活躍をしていきたいです。受験生のみなさん、東京農大は自分のやりたいことが見つかる大学です。学びはもちろん、学び以外にも自分の興味をたくさん見つけ、様々な経験と共に、充実した大学生活を過ごしてください。

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