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ニュースリリース

山﨑晃司教授(森林総合科学科)の共同研究成果が米国の生態学誌「Ecology and Evolution」オンライン版に掲載されました

2020年3月11日

メディア 教育・学術

国立大学法人東京農工大学大学院農学府自然環境保全学専攻の稲垣亜季乃大学院生(修士課程、当時)、農学研究院自然環境保全学部門の小池伸介准教授、イリノイ大学Maximilian L Allen 准教授、東京農業大学地域環境科学部森林総合科学科の山﨑晃司教授らの国際共同研究チームは、ニホンジカ(以下、シカ)の死体は、様々な種類の脊椎動物によって食べられることで消失していくことを明らかにしました。
この結果から、日本の森林において、タヌキやツキノワグマ(以下、クマ)などは死体を分解する、という重要な役割を担っているという新しい知見が得られました。

研究内容のポイント

  • タヌキやツキノワグマをはじめとする様々な動物がシカの死体を食べ物として利用していた。
  • 哺乳類によるシカの死体の採食は鳥類より多く観察され、季節で利用状況が異なる種もいた。
  • 森林生態系では様々な脊椎動物が大型動物の死体の除去に重要な役割を果たしている。
  • 全国的なシカの増加は生態系の仕組みやこれらの動物の生態に影響を与える可能性がある。

森の掃除屋さん ~シカの死体に群がる動物たち~

本研究成果は、米国の生態学誌「Ecology and Evolution(略称:Ecol Evol)」オンライン版(1月21日付)に掲載されました。

論文名:Vertebrate scavenger guild composition and utilization of carrion in an East Asian temperate forest
著者名:Akino Inagaki, Maximilian L. Allen, Tetsuya Maruyama, Koji Yamazaki, Kahoko Tochigi, Tomoko Naganuma, Shinsuke Koike
URL:https://doi.org/10.1002/ece3.5976

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