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ニュースリリース

12月11日(水)2019年度「食と農の環境工学部会」セミナー 開催

2019年11月21日

教育・学術

2019年度「食と農の環境工学部会」セミナー

水土技術が支える農業遺産と農村資源管理のための多様な活動

わが国では長い年月を経て創り出された農業生産システムにおいて、伝統的水土技術に新たな水土技術を取り入れながら農村文化や田園風景を保全することで農業遺産としての価値を高める活動が各地で行われている。一方、農村の混住化によって自治機能が弱体化したことから、地域と連携した農村の水土資源の管理システムを強化し、農業・農村の有する多面的機能を今後とも適切に維持・発揮するべく日本型直接支払制度による支援活動が全国で展開されている。この活動は、優良な農業生産基盤を維持し地域環境を保全するとともに、担い手農家への農地集積という構造改革をも後押しすることを目指している。以上のことから、本セミナーでは「水土技術が支える農業遺産と農村資源管理のための多様な活動」をテーマとして、農村振興に果たす環境工学の役割を検討するものである

日 時 2019年12月11日(水) 14:30 ~ 17:00 (受付14:00~)
場 所 東京農業大学世田谷キャンパス1号館2階・244教室
参加費 無料

講演プログラム

14:30 挨拶 食と農の環境工学部会会長 中村 好男

14:40~「世界農業遺産・日本農業遺産制度について」
農林水産省農村振興局農村政策部鳥獣対策・農村環境課農村環境対策室農業遺産班 課長補佐 大曲 幸代

15:10~「世界農業遺産「大崎耕土」を基軸とした地方創生の取組」
宮城県大崎市役所産業経済部世界農業遺産推進課 技術補佐 渡邉 真

15:30~「日本型直接支払の概要と多面的機能支払の全国の取組について」
農林水産省農村振興局整備部農地資源課多面的機能支払推進室 農水技官 田中 聡至

16:00~「魚のゆりかご水田プロジェクト」
滋賀県農政水産部農村振興課地域資源活用推進室 室長 田中 茂穂

16:20~16:30(休憩)

16:30~ 総合討論

16:50~ 統括 東京農業大学地域環境科学部 教授 藤川 智紀

17:30~19:00 情報交換会 レストラン「すずしろ」
参加費 無料

お問い合わせ

食と農の環境工学部会連絡幹事
地域創成科学科地域環境工学研究室 藤川 智紀
TEL 03-5477-5946 E-mail:t3fujika@nodai.ac.jp

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