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ニュースリリース

山﨑晃司教授(森林総合科学科)の共同研究成果が米国の生態学誌Ecosphereオンライン版に掲載されました

2019年10月18日

メディア 教育・学術

国立大学法人東京農工大学大学院農学研究院自然環境保全学部門の小池伸介准教授、東京農業大学地域環境科学部森林総合科学科の山﨑晃司教授らの研究チームは、ツキノワグマのエネルギーの摂取と消費の収支は、季節によって大きく変動し、春から夏にかけてはマイナスで、秋には大きくプラスになることを明らかにしました。この結果から、野生のツキノワグマは、秋に大量の食べ物を採食することで、残りの期間に必要なエネルギーの多くを蓄えているという新たな知見が得られました。

秋のドングリがクマの一年を支える
~エネルギー収支から見たツキノワグマの食いだめ戦略~

本研究成果は、米国の生態学誌(英語:Ecosphere(略称:Ecosphere))オンライン版(10月11日付)に掲載されました。

掲載誌:Ecosphere
論文名:Estimating the seasonal energy balance in Asian black bears and associated factors
著者名:Shino Furusaka, Kahoko Tochigi, Koji Yamazaki, Tomoko Naganuma, Akino Inagaki and Shinsuke Koike

URL:https://esajournals.onlinelibrary.wiley.com/doi/full/10.1002/ecs2.2891

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