「東京農業大学こめプロジェクト研究」キックオフシンポジウム 東京農大の「食・農・環境」の取組み最前線 ~“こめ”から創る新たな未来~
2021年11月11日
現在、日本の食料自給率は37%であり、主食である米飯は1960年代をピークに消費量が減少の一途をたどっています。ここ30年における急激な農業産業の衰退は日本における食料問題のみならず、環境問題、健康問題、地域再生とも深く関わっており、産業としての農業の復活は今後の日本の発展に係わる喫緊の課題であり、まさに自然科学系、社会科学系の学問分野を有する本学が取り組むべき課題であると考えております。
東京農業大学初代学長の横井時敬先生が遺された「稲のことは稲にきけ、農業のことは農民にきけ」という言葉は、本学の研究教育の精神的支柱であり、長きにわたり受け継がれています。これを受け、東京農業大学が中心となり「こめに関する総合的研究を行うプロジェクト構想」として「東京農業大学こめプロジェクト研究」を立ち上げることとなりました。
「東京農業大学こめプロジェクト研究」は、5年以内に研究成果を上げることを目標とし、新たな品種についての研究、新しい製品開発に関する研究、社会実装を目指す研究に着目し、「こめ」に関する研究の新展開を試みます。我が国の主食である米の需要拡大と、こめを中心とした関連産業の維持発展に繋げていきたいと考えております。
開催概要
日 時 : 令和3年11月22日(月)13:00~16:00
開催方法 : Zoomによるオンライン配信
司会進行 : 名越 涼(フリーアナウンサー)
開 催 : 主催 東京農業大学 後援 農林水産省・全国農業協同組合連合会
開催スケジュール
【第一部】挨拶
13:00~13:05 | はじめに:東京農業大学 学長 江口文陽 |
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13:05~13:15 | 来賓挨拶:農林水産省 農林水産技術会議事務局 局長 青山豊久様 |
13:15~13:25 | 来賓挨拶:全国農業協同組合連合会 代表理事理事長 野口栄様 |
13:25~13:35 | 代表挨拶:学校法人東京農業大学 理事長 大澤貫寿 |
【第二部】こめに関する取り組み紹介
13:45~14:15 | 農林水産省 取り組み紹介 農産局穀物課 研究調整官 前田英郎様 |
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14:15~14:45 | 全国農業協同組合連合会 取り組み紹介 本所米穀生産集荷対策部次長 小里司様 |
14:45~ | 東京農業大学 こめプロジェクト研究紹介
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15:30~15:45 | まとめ 登壇者:上原万里子・末松広行 農林水産省担当・全国農業協同組合連合会担当 司 会:名越 涼 |
参加方法
自由参加
参加費
無料
主催・お問い合わせ:東京農業大学 農生命科学研究所
URL:https://www.nodai.ac.jp/nri/
Mail:nri@nodai.ac.jp
電話:03-5477-2532