日本学術振興会 頭脳循環を加速する若手研究者戦略的海外派遣プログラム「アフリカの孤児作物に関する研究」についての報告会を開催しました
2013年3月18日
教育・学術
3月15日(金)、独立行政法人日本学術振興会「頭脳循環を加速する若手研究者戦略的海外派遣プログラム(平成22年度?24年度)※」の本学採択事業である、「アフリカの孤児作物に関する研究 -ヤムイモ種苗の大量増殖技術の開発-」について、本学の松本 亮 博士研究員より、事業の成果について報告がありました。
本事業は、本学と国際熱帯農業研究所(International Institute of Tropical Agriculture:IITA本部ナイジェリア)が共同でヤムイモの生産性を改善する研究を行っており、松本 亮 博士研究員をIITA(2010~2013)に派遣してきました。
この度、これまでの研究活動とその成果が、IITAの広報誌(別添参照)に紹介されました。共同研究で開発された増産技術はビル&メリンダゲイツ財団が支援して2012年4月から開始されている「Yam Improvement for Income and Food Security in West Africa(YIIFSWA)プロジェクト(2012-2017 1200万USドル)」を通じて西アフリカ各国の試験場に移転されます。
※「頭脳循環を加速する若手研究者戦略的海外派遣プログラム」とは、国際共同研究ネットワークの核となる優れた研究者を育成し、我が国の学術の振興を図ることを目的として、世界水準の国際共同研究に携わる若手研究者を海外へ派遣し、様々な課題に挑戦する機会を提供する取組を支援するものです。
