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ニュースリリース

11月12日(火)生物的防除部会 2019年度 第2回講演会開催

2019年9月10日

教育・学術

生物的防除部会2019年度第2回講演会を下記の通り開催いたします。
会員の皆様はじめ多くの方のご参加をお待ちしております。

【日 時】 2019年11月12日(火)午後2時00分~5時00分
【場 所】 東京農業大学1号館 4階 444教室

講演会

演題1「大型園芸施設でのイチゴ栽培のIPM技術」
株式会社GRA 菅野亘氏 

<講演要旨>
イチゴの高設養液栽培では、ハダニ、アブラムシ、アザミウマなどの微小な難防除害虫やうどんこ病、灰色カビ病などの病害が発生する。これらの病害虫では薬剤に対する抵抗性・耐性の発達が進んでおり、既に化学合成農薬のみでの防除が難しいのが現状である。この問題に対応するために、定植苗の高濃度炭酸ガス処理による殺虫殺ダニ処理、ミヤコカブリダニ、チリカブリダニなどの天敵製剤の利用、UV-Bの照射によるうどんこ病の予防など、化学農薬以外にもいくつかの手段を用いたIPMをおこなっているのでそれらの技術を紹介する。

演題2「IPMにおけるフェロモン利用-貯榖害虫モニタリングを中心に」
富士フレーバー株式会社 エコモン事業統括部 中川りき氏 

<講演要旨>
我々人類の「食」を脅かす害虫は、農場だけにいるのではない。収穫後の穀物を保管・加工する工場・倉庫等の屋内環境においてもまた、毎年約10%の食品が貯穀害虫によって失われるといわれている。しかし、IPMの提唱以降、農業分野については交信攪乱・天敵利用等、その取り組みについて一定の認知が形成されつつある一方、屋内環境における貯穀害虫管理の実際については、業界外にあまり知られていない。そこで本講演では、屋内環境におけるIPM実践について、その根幹を支えるモニタリングと広義の生物的防除資材であるフェロモントラップの話題にフォーカスしつつ、取り組みと課題をご紹介したい。      

演題3「バイオマス発電と連動したトリジェネレイション型メガ温室における天敵利用とIPM防除について」
サラ菜園 技術アドヴァイザー(非常勤取締役)和田哲夫氏

<講演要旨>
本年3月より稼働した岡山県笠岡市のサラ菜園(12ヘクタール陽圧ハウス)において ミニ・プラムトマト5ヘクタール、パプリカ4ヘクタール、レタス2ヘクタールの栽培が開始された。 笠岡干拓地での大型ハウスはでの懸案は、夏季の高温であったが、オランダ、米国で開発されたハウス内を陽圧にする技術、併設するバイオマス発電からの熱エネルギー、二酸化炭素の供給という合理的利用を実現することにより、年間を通じた野菜栽培が可能となった。その基本条件の一つである、病害虫防除に、日本で改良された生物防除が通用するかの現実段階での利用の状況について報告する。



講演会終了後、講演者らを囲んでの懇親会を予定しています。

【講演会参加費】 一般:2,000円/生物的防除部会会員・学生・農大教職員・報道関係者:無料
【情報交換会参加費】一律3,000円

講演会・情報交換会 申込先:生物的防除部会事務局 厚井隆 takashi.koi@nifty.ne.jp
所属・お名前・講演会および情報交換会の参加希望をEmailにてお知らせください。

生物的防除部会 2019年度 第2回講演会 ポスター

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