東京農業大学

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次代を創る、農のみのり

創立129年東京農業大学収穫祭実行委員会 会長 髙野 克己

 収穫祭は、東京農業大学の学生が最大限の熱意を傾注して開く、学生にとって最も重要な大学行事です。いわゆる大学学園祭ですが、多くの大学が著名なミュージシャンやタレントを招いて盛り上がりを演出しているのに対し、収穫祭はすべて学生の手づくりです。外部から出演者を招くことはありません。

 それにもかかわらず、例年、東京都・世田谷、神奈川県・厚木、北海道・オホーツクの3キャンパス合計で約12万人もの人が来場します。世田谷だけでも約8万人で、都内の学園祭ではトップクラスです。地域住民の方々との大切な交流の場となっています。

 コロナ禍の今年、通常開催は断念せざるを得ませんでした。しかし、学生の発意により3キャンパス合同でオンライン開催することになりました。模擬店や物品販売はありませんが、研究室や文科系サークルの展示発表や、東京農大の代名詞ともいえる「青山ほとり(大根おどり)」など、応援団の演舞発表もあります。

 東京農業大学は来年創立130周年を迎えます。「農」を冠した最も長い歴史を有する大学です。6学部23学科152研究室を擁する農生命科学系で唯一の総合大学に発展し、生命、食料、環境、健康、資源、経済、社会、地域、グローバル、持続をキーワードに「生きる」を支える教育研究活動を続けています。

 収穫祭はそこで学ぶ学生の「生きる」証(あかし)でもあります。

 ネットを介してではありますが、東京農大生と交流していただき、東京農大生の熱い思いを感じていただければ幸いです。

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