東京農業大学

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次代を創る、農のみのり

第22回 収穫祭開催にあたって

第22回収穫祭実行委員会からのメッセージ

  東京農業大学建学の祖 榎本武揚先生は、農学教育とは、理論と実践が兼ね備わることで真の本物となり、産業との連携が国や人への幸福を導くと提唱しました。初代学長横井時敬先生の名言「稲のことは稲に聞け、農業のことは農民に聞け」は、榎本学祖の提唱を実践、行動によって発せられた「農学の源」です。
 本学の教育研究の理念は、理論を学ぶと同時にフィールドで物、動植物、環境などの変化を五感で感じ、知りたいことを調べる、聞く、実験することです。机上の論理だけでなく自然の変化に気付く実学への取り組みが東京農大らしさです。 東京農大の学生諸君は、授業や研究室活動だけでなく課外活動の中で「実学主義」を磨いています。東京農大らしさの一つの活動として「収穫祭」があります。収穫祭は、多くの校友や地域の皆さんに親しまれています。
 厚木キャンパスでは、第22 回収穫祭「農で繋がる 農で繋げる」が開催されます。 コロナ禍の中で感染対策を講じながら安全安心を第一に考えた方法での開催となりますが、学生・教職員と校友さらには地域の方々との絆をさらに強くする収穫祭に精一杯の力を注いで開催いたします。東京農大と多くの皆様との心が繋がり、私たちを取り巻く衣食住といった農学に深くかかわる暮らしがより豊かになるように「収穫祭」によって時を共有できればと考えています。どうぞコロナ禍における新たな取り組みでの収穫祭をご堪能ください。

第22 回東京農業大学厚木収穫祭実行委員会会長

学 長 江口 文陽

 

 農学部がここ厚木の地に移ってから23年が経ちます。厚木キャンパスの収穫祭は2年目から始まりましたので、今年が第22回となります。東京農業大学は1891年に創立され、今年は130周年の節目の年に当たります。収穫祭は、学生が中心となって運営される一大イベントです。昨年は、オンラインという今までにない新しい形での開催となりました。今年もさまざまな制約が続く中、できるだけ地域の方々との交流を深めたいとの強い気持ちをもって、新たな収穫祭の形を模索し、企画・運営しております。このハレの日のためだけに念入りに準備を重ねた企画もあり、いよいよ本番、幕が切って落とされます。

 さて厚木キャンパスは、たくさんの動植物が見られる自然に恵まれた「緑豊かな公園キャンパス」です。農学部には農学科、動物科学科、生物資源開発学科、デザイン農学科の4学科があり、学生・大学院生約2500名が学んでいます。教職員とともに、日本のひいては世界の農学研究をリードしています。日々取り組んできた成果の一部を皆様にお伝えするのも収穫祭の役割のひとつです。ぜひお楽しみください。「農」をキーワードに皆様と「繋がり」、喜びを分かち合えたら幸いに存じます。

 

第22回東京農業大学収穫祭実行委員会副会長

農学部長 馬場 正

 

 

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