活動内容
スポーツのなかで唯一、馬という動物とともに行うのが馬術です。また試合では男女の区別がありません。人間が馬とコミュニケーションを図りながら人馬一体を目指します。馬というすばらしい生き物とともに活動することで、相手を思いやる心を育みます。入学して初めて馬に触れる部員も多く、勉強と部活の両方に充実した学生生活を送っています。
部の歴史
馬術部は、明治45年に大瀧謙二氏(大正6年卒)が中心となり前身である乗馬倶楽部が創立されました。その後各大学に馬術部が設立され、河崎健三氏(大正13年卒)らの尽力により、大正12年に関東学生乗馬協会が設立され、これによって関東における学生馬術の基礎ができ農大馬術部はその中心的存在として活躍しています。
大正14年に農友会馬術部と名称を変え現在に至っており、平成24年には創部100周年を迎えました。令和6年までに580名以上の卒部生を数えています。
平成29年より、東京オリンピック開催に伴う改修工事のため、これまで練習場所として利用していた馬事公苑が利用出来なくなりました。現在は大学内に造成した馬場を主な練習拠点として活動しています。
主な戦績
1996年 |
- 第46回全日本学生障害馬術競技大会
- 団体 3位
(西条正巳、千葉武志、稲原稔久、中川康、岡部新)
個人 優勝(岡部新・ルパンⅢ世号)
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1997年 |
- 第47回全日本学生障害馬術競技大会
- 個人 優勝(岡部学・ルパンⅢ世号)
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2000年 |
- 第50回全日本学生障害馬術競技大会
- 団体 優勝
(岡部学、横田真吾、西村憲悦、三浦貴光、片柳晴絵)
個人 3位(岡部学・ルパンⅢ世号)
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2002年 |
- 第52回全日本学生障害馬術競技大会
- 団体 優勝
(笹森誠、大瀧啓之、藤田麻友子、野田一基、岡部学)
個人 2位(笹森誠・アポロオブザダンス号)
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2005年 |
- 第41回全日本学生馬術女子選手権大会
- 個人 優勝 (大田芳栄)
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2006年 |
- 第44回関東学生馬術女子競技大会 馬場馬術
- 個人 優勝
(大田芳栄・シーティー号)
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2007年 |
- 第77回関東学生馬術争覇戦戦
- 団体 2位
(諏訪敦、中村彰太、笠松拓馬、渡邊友加梨、川上真也、岩村祐太)
- 第45回関東学生馬術女子競技大会 障害飛越
- 個人 2位 (渡邊友加梨・ベリファ号)
- 第43回日韓馬術大会
- 全日本勝利 (笠松拓馬・ベリファ号出場) [全日本対全韓国]
全日本学生勝利 (中村彰太・チャンピオンパワー号)
[全日本学生対全韓国学生]
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2008年 |
- 第39回関東学生馬術新人競技大会 障害飛越
- 個人 優勝 (小林忍・チャンピオンパワー号)
- 第80回関東学生馬術選手権大会
- 個人 2位 川上真也
- 第43回オリンピック記念馬術大会
- 個人 優勝 (笠松拓也・ベリファ号)
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2009年 |
- 第45回全日本学生馬術女子選手権大会
- 個人 3位 渡邊友加梨
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2010年 |
- 第2回関東学生馬術レースホースカップ
- 個人 優勝 (竹花穂乃美・テリーブ・ラック号)
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2011年 |
- 第49回関東学生馬術女子競技大会 障害飛越競技
- 個人 優勝 (柳原由香里・ベリファ号)
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2012年 |
- 第49回東都学生馬術大会 東都トーナメント
- 団体 優勝
(大野周、能登龍之介、柳原由香里、村上知也)
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2013年 |
- 第85回関東学生馬術選手権大会
- 個人 2位 (村上知也)
- 第5回関東学生馬術レースホースカップ
- 個人 優勝 (鷺坂総宏)
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2014年 |
- 第86回関東学生馬術選手権大会
- 個人 2位(吉田匡慶)
- 第86回全日本学生馬術選手権大会
- 個人 4位(吉田匡慶)
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2015年 |
- 第52回東都学生馬術大会 標準障害・新人障害
- 団体 優勝
- 第87回関東学生馬術選手権大会
- 個人 4位 (吉田匡慶)
- 第87回全日本学生馬術選手権大会
- 個人 2位 (吉田匡慶)
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2016年 |
- 第51回関東学生賞典障害馬術競技大会
- 個人 優勝 (吉田匡慶)
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2017年 |
- 第52回関東学生賞典障害馬術競技大会
- 個人 優勝 (吉田匡慶)
- 第87回関東学生馬術争覇戦
- Ⅰ部 団体優勝
(最優秀選手・和田健太郎)
- 第60回全日本学生賞典総合馬術競技大会
- 団体 4位 個人 3位 (和田健太郎)
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2018年 |
- 第55回東都馬術競技大会
- 団体 3位
- 第68回全日本学生賞典障害馬術競技
- 団体 3位(鵜飼勇希、南部七輝、深水翔平、福島ひとみ)
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2019年 |
- 第56回東都学生馬術大会
- 団体 2位
- 第70回関東学生賞典総合馬術競技大会
- 団体 2位 (鵜飼勇希、南部七輝、深水翔平)
- 第89回関東学生争覇戦
- Ⅰ 部団体 2位(優秀選手・福島ひとみ)
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2020年 |
- 第70回全日本学生賞典障害馬術競技大会
- 個人 5位 (黒澤莉央)
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2021年 |
- 第71回全日本学生賞典障害馬術競技大会
- 個人 4位(黒澤莉央・ホーリープレインチパラ号)
- 第93回全日本学生馬術選手権大会
- 個人 7位(黒澤莉央)
- 第53回関東学生馬術新人競技大会
- 優勝(両角春翔・ホーリープレインチパラ号)
- 第14回関東学⽣レースホースカップ⾺術⼤会
- 第2位(黒澤莉央・スーパーソニック号)
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2022年 |
- 第66回関東学生女子選手権大会
- 個人 3位 (田神真優)
- 第90回関東学生争覇戦Ⅰ部
- 団体優勝(最優秀選手・両角春翔)
- 第94回全日本学生馬術選手権大会
- 個人 3位(黒澤莉央)、個人5位(両角春翔)
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2023年 |
- 第15回レースホースカップ
- 優勝 (両角春翔・ヒーローブラッサム)
- 関東学生馬術争覇戦 Ⅰ 部 2連覇
- 団体優勝(最優秀選手・両角春翔)
- 第95回全日本学生馬術選手権大会
- 個人 4位(末吉 響)
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2024年 |
- 第16回レースホースカップ
- 優勝 (末吉 響・スペイシー)
- 第96回関東学⽣⾺術選手権大会
- 優勝 (両角春翔)、5位(川上真生)
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活動方針
6月に開催される関東学生馬術大会を経て、11月の全日本学生馬術大会での優勝を目標として活動しています。スポーツとしての心身の鍛錬と同時に、馬の世話が自らの体力・気力の向上、思いやりの心の醸成につながる時間になっています。
所属団体・指導体制・主将
所属団体 |
関東学生馬術協会 |
指導体制 |
部 長 竹内 将俊(地域創成科学科 教授)
総監督 関寺 宏
監 督 福田 猛
コーチ 大野 周、中嶋 遼、吉田 匡慶
主 将 両角 春翔 |
部費・部員数・活動場所
部費 |
5,000円/月 |
部員数 |
男子15名、女子11名 計26名 |
活動場所 |
厩舎(桜丘アリーナ・硬式庭球部コート裏)
練習場所:厩舎前馬場、その他 |