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農業工学の伝統と,AI×Tech×SDGs×DXで切り拓く未来農業

土水基盤を守る伝統の農業工学

AI×Tech×SDGs×DXで切り拓くスマート農業とフード&アグリテック

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土水基盤を守る伝統の農業工学

(1)コース概要

 地域環境科学部の理念は「人と自然の共生、『地域らしさ』を創る」である。人々の暮らしは古くから、水と緑、文化、そして活力に満ちた地域に育まれてきた。本学部は、この潤いのある人々の暮らしを支える、科学技術、地域政策、環境計画、そして地域づくりへの市民参加などに関する教育・研究を行っている。生産環境工学科は、長年培ってきた農業工学技術を利用して「生物生産を支援するエコ・テクノロジー」の開発・考究・利用を基本テーマとしており、省資源、省エネルギー、リサイクルなどを導入した循環型社会の創造を目指し、地域から地球規模までの環境保全を実現するための新しい試みが展開できるような教育・研究を行っている。

 こうした中で生産環境工学科の「生産環境コース」は、「土」、「水」の文化と農業がもつ多面的機能および地域環境保全機能を意識し、国内外の農業・農村をとりまく諸問題を工学的、環境科学的に解決する能力と素養を身につけた、幅広い視野を持った人材を育成することに主眼においている。また、人類の生存と発展を支える多様な素養を修得することを目指している。

 なお、本コースでは、カリキュラムに掲載された開講科目のうち、必修科目70単位選択必修12単位以上および選択科目42単位のあわせて124単位以上を取得することによって卒業が認められる。ただし、生産環境工学科に設置されたカリキュラム以外にも、他学部・他学科の講義科目が聴講でき、そこで取得した単位は決められた範囲内で卒業要件の選択科目の単位に加えることができる。

 また、生産環境コースに所属する学生は、8つの研究室のうち希望する研究室に所属することができ、授業とは別に研究室が行うフィールドレベルで農業や地域に密着した研究活動を行うことができる。こうした活動は、研究デザイン能力・資質の向上を狙ったもので、コミュニケーション能力、プレゼンテーション能力(研究成果を収穫祭の文化学術展で発表)の育成に役立っている。そして、そこで培われた能力は卒業論文の作成や発表、学術論文の学会発表などへとつながっている。研究室活動では、授業以外に所属教員からより深い専門教育を直接受けることができるばかりでなく、研究活動を通して人的交流の機会も得られる。研究活動を通して人的交流の機会も得られる。また、卒業後の進路選択においても有益な教育システムとなっている。

(2)学習・教育目標

 生産環境コースでは、4つの分野と8つの研究室がそれぞれの専門科目を受け持ち、講義科目および実験・実習・演習を通して、より実践的な教育に力を注いでいる。これは、東京農業大学の「実学主義」を原点とする教育であり、社会の現実を直視した実証研究を基礎に置いた実用的かつ実際的な学習・教育を目指すものである。そして、本学の教育理念である「人物を畑に還す」ことを念頭に置いて、卒業後は地域のリーダーとなる人材育成・実践的教育を行っている。

 

①地域資源利用分野

土地資源・水資源・生物資源を地域資源として捉える。有用な生物資源の利活用を通して土地資源や水資源の持続的利用を進めつつ農村振興や地域環境の修復保全にアプローチする地域資源利用工学研究室と、農村を中心とする物質やエネルギーの循環に基づいて農地および農村における生産性向上と環境保全にアプローチする農村環境工学研究室で構成する。特に現場における生産や環境に関わる諸問題を理解し、工学的アプローチで解決する能力を有する人物の育成を目指す。

(1)技術者としての基礎教養と倫理観の習得
 フレッシュマンセミナー、共通演習、地域環境科学概論、生産環境工学概論、科学の歴史、地域と文化、技術者倫理、資源管理制度論、現代社会と経済、キャリアデザイン、ビジネスマナー
(2)数学、情報処理、自然科学に関する基礎知識の習得
 情報基礎(一)・(二)、生物学、化学、物理学、数学・演習、基礎力学・演習、応用数学・演習、統計学、作物栽培学

(3)技術者としての環境問題への理解
 地球環境と炭素循環、土と水の環境、環境学習と体験活動、源流文化学
(4)分野の基礎知識の習得
 環境土壌物理学、測量学・実習、応用測量学、構造力学・演習、水理学・演習、地形地質学、流域水文学、地域資源利用工学、生産環境工学基礎演習、基礎実験
(5)分野の専門知識の習得
 地域環境保全学、農地環境工学、農村計画学、土地改良学、農村環境工学、国土防災工学、海外農業開発工学、専攻実験、生産環境工学特別演習
(6)技術者としてのコミュニケーション能力と問題解決のための理論的思考能力の獲得
 英語(一)~(四)、科学英語、専攻演習(一)・(二)・(三)、卒業論文
(7)学習・教育目標を達成するために補助となる知識の習得
 農業・建設機械学、水利施設工学、環境土木学、河川工学、環境気象学、土質力学・演習、情報処理工学、環境リモートセンシング工学、国際関係と社会問題

②環境情報利用分野

生産環境・自然環境を含めた地域環境情報を、局所的および広域的なアプローチで的確に定量化・処理し、循環型社会構築に関する諸問題を適切な手法で解決する技術を学び、情報の工学的な利用・応用を行うために必要な知識を習得する。具体的な学習教育目標は以下の通りである。

(1)技術者としての基礎教養と倫理観の習得
 フレッシュマンセミナー、共通演習、地域環境科学概論、生産環境工学概論、技術者倫理、地域と文化、現代社会と経済、キャリアデザイン、ビジネスマナー、科学の歴史
(2)数学、情報処理、自然科学に関する基礎知識の習得
 数学・演習、応用数学・演習、統計学、情報基礎(一)・(二)、基礎力学・演習、生物学、化学
(3)技術者としての環境問題への理解
 地球環境と炭素循環、土と水の環境、環境学習と体験活動、熱力学、源流文化学
(4)分野の基礎知識の習得
 計測・制御工学、環境土壌物理学、作物栽培学、測量学・実習、応用測量学、生産環境工学基礎演習、基礎実験、地形地質学、情報処理工学、流域水文学、環境気象学
(5)分野の専門知識の習得
 広域環境情報学、環境物理学、地水環境工学、環境リモートセンシング工学、専攻実験、生産環境工学特別演習 (6)技術者としてのコミュニケーション能力と問題解決のための理論的思考能力の獲得
 英語(一)~(四)、科学英語、専攻演習(一)・(二)・(三)、卒業論文
(7)学習・教育目標を達成するために補助となる知識の習得
 海外農業開発工学、国際関係と社会問題、地域環境保全学、水利施設工学、河川工学、生産機械情報工学、設計製図

③環境基盤創成分野

社会基盤施設、農業関連施設の整備・建設にあたって必要となる専門知識と、環境を考慮した施設建設・連用の基礎、循環型社会構築のための環境保全システムの"基礎"を学ぶ。また、これらの知識を基に、建設、環境保全に関連する問題を自ら発見し、そ
教育目標は以下の通りである。

(1)技術者としての基礎教養と倫理観の習得
 フレッシュマンセミナー、共通演習、地域環境科学概論、生産環境工学概論、科学の歴史、地域と文化、現代社会と経済、技術者倫理、キャリアデザイン、ビジネスマナー
(2)数学、情報処理、自然科学に関する基礎知識の習得
 数学・演習、応用数学・演習、統計学、情報基礎(一)・(二)、基礎力学・演習、熱力学
(3)技術者としての環境問題への理解
 地球環境と炭素循環、土と水の環境、環境土木学、環境学習と体験活動
(4)分野の基礎知識の習得
 構造力学・演習、土質力学・演習、水理学・演習、土木材料学、測量学、実習実習、応用測量学、生産環境工学基礎演習、基礎実験、専攻実験
(5)分野の専門知識の習得
 鉄筋コンクリート工学、社会基盤工学、水利施設工学、土木施工法、河川工学、農業・建設機械学、生産環境工学特別演習

(6)技術者としてのコミュニケーション能力と問題解決のための理論的思考能力の獲得
 英語(一)~(四)、科学英語、専攻演習(一)・(二)、卒業論文
(7)学習・教育目標を達成するために補助となる知識の習得
 物理学、環境土壌物理学、エネルギー工学、農村計画学、地域環境保全学、土地改良学、流域水文学、源流文化学、国土防災工学

④機械システム創成分野

食の生産から加工流通・消費に至るまでのフードチェーンを対象に、食の安全・安心のみならず、環境や生態系に配慮した機械化・システム化・情報化に関する知識・技術・素養の習得を目標とする。具体的な学習目標は次の通りである。

(1)技術者としての基礎教養と倫理観の習得
 フレッシュマンセミナー、共通演習、地域環境科学概論、生産環境工学概論、生物学、化学、現代社会と経済、技術者倫理、科学の歴史、地域と文化、キャリアデザイン、ビジネスマナー
(2)数学、情報処理、自然科学に関する基礎知識の習得
 数学・演習、応用数学・演習、統計学、情報基礎(一)・(二)、情報処理工学、基礎力学、熱力学
(3)技術者としての環境問題への理解
 土と水の環境、環境気象学、広域環境情報学、環境学習と体験活動、源流文化学、地球環境と炭素循環
(4)分野の基礎知識の習得
 機械力学、計測・制御工学、エネルギー工学、生産機械情報工学、電気・電子工学、設計製図、構造力学・演習、土質力学・演習、水理学・演習、環境土壌物理学、作物栽培学、測量学、応用測量学、測量実習、生産環境工学基礎演習、基礎実験
(5)分野の専門知識の習得
 農業・建設機械学、バイオロボティクス、農産加工流通工学、専攻実験、生産環境工学特別演習、食品工学
(6)技術者としてのコミュニケーション能力と問題解決のための理論的思考能力の獲得
 英語(一)~(四)、科学英語、専攻演習(一)・(二)・(三)、卒業論文
(7)学習・教育目標を達成するために補助となる知識の習得
 環境リモートセンシング工学、海外農業開発工学

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