生命科学部長 メッセージ
生命科学部長 冨澤 元博 教授
現在の社会背景を鑑みると、人工知能AI(生成、そしてフィジカル)の時代に突入し、10年経たずに仕事の種類や仕方が激変する世の中になると予想されています。そしてAIが人間を超える “singularity”(自律的な人工知能が自己フィードバックによる改良を繰り返すことによって、人間を上回る知性が誕生するという仮説) に到達するのでしょうか。AIは言葉の意味を本当に理解している訳ではありません。人間はAIにできないことをする必要があります。そのためには、何はともあれ読解力を身につけることが第一義です。生命科学部としては、理系の論理的な思考力と英語力を身につけた者は、AI時代を逞しく生き抜いていけるのではないかと信じています。すなわち、我々教員は、生命科学分野において幅広い知識を学ばせることを通じて「世の中の流れを察知する見識(理系の教養力)」を涵養したいと考えています。そして学生自身が選ぶ専門性は大学院に進学して思う存分磨いていけばよいと思います。一方、本学部では英語教育にも注力しており、学部独自のEP-ACEプログラムを実施しています。英語を「勉強する」から「使う」を重視し、3年生でも必修科目を配し、さらにTOEICのスコア向上の取り組みも厚くしています。これらの英語学習のゴールは研究室配属後に履修する英語論文講読や卒業論文研究のプレゼンテーションに繋がっており、最先端の生命科学研究を理解し、自ら発信していく総合力を身につけていただきたいと思います。
