東京農業大学

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食を通じてより良い社会を実現する「食のディレクター」を育成

学外協力者

・松村栄一農園

活動の動機、背景、目的

動 機
 わが国では、食料自給率が極めて低水準で輸入に依存し食料の安定供給や食品の安全性などが問題視されている。また、国内では高齢化や地域農業の衰退が進み、担い手の確保や農家の所得向上などが課題としてあげられる。このように日本の食料・農業・農村には様々な問題があり、解決の軸は生産者と消費者のキョリだと考えた。そこで我々が生産者と消費者の懸け橋となり、消費者に向けた情報発信や機会を提供していく事で日本の農業への関心や理解を深め、生産者を身近に感じてもらえるのではないかと考えた

背 景
 コロナウイルス感染症蔓延により食と農の業界は大きな悪影響を受けた。今回、農業業界、酒業界にフォーカスした時に、農業業界では、売り上げに影響が出たと言う農家が64%と半数以上を占めるのが現状である。また酒業界では、全体を通して販売数や生産量が減少している。このような現状を受けて、現在市場の拡大を見せているスムージーを用い、生産者と消費者の懸け橋となるような新たな角度からのアプローチを試みたいと考えた。

目 的
 これらの経験・実績・現状を踏まえ、今年度は継続した松村栄一農園を含めた社会との連携・情報発信行い、SNSを活用してもぐもぐProjectの認知度向上に繋げると共に、今年度の目的として、①日本酒の国内消費拡大へのきっかけ作り、②コロナ禍による農産物廃棄の救済、③中川村の発展・地域活性化への寄与の3つを最終目標とする。

 

活動の具体的内容
 今年度は、「中川村の課題からアプローチ」することをコンセプトとして掲げる。そこで、松村栄一農園と中川村に拠点を持つ「米澤酒造株式会社」と連携し、スムージーの開発に向けた活動を行っていく。お酒は、実際にふるさと納税返礼品に使用されている‘今錦’を活用する予定である。また、店頭販売型ではなくミールキット型をイメージした商品開発を目指す。

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