東京農業大学

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食を通じてより良い社会を実現する「食のディレクター」を育成

Agroadー農産物栽培・販売プロジェクトー

2020年は新型コロナウイルスの影響で1回しか実習に行くことができず、昨年まで行っていた加工品製作ができませんでした。しかし、コロナ禍でも農家さんのために何かできる事がないかを考え行動しました。

(1)緊急事態宣言下での活動

新型コロナウイルスが流行し緊急事態宣言が発令されたため、活動に制限がかかりました。そのため実習に行くことができず、オンラインでの活動に専念しました。オンラインで行った活動は大きく2つあります。

1つ目に来年度へ向けた商品企画会議を行いました。今年度は加工品を作る機会がないため、昨年度の反省を活かし、完熟すももの美味しさがより伝わる商品が作れないかを案出し、各自で試作を行いました。

2つ目にインスラグラムで農家さんについての投稿を行いました。コロナ禍でも私達消費者のために農家さんは毎日野菜を作ってくれています。そんな農家の毎日を知ってもらいたいと思い投稿を始めました。

(2)山梨県での実習

夏休み明けの10月に大学の実習規制が緩和されたことで、念願の実習へ行くことができました。この時期にはすももの収穫は全て終わっており、来年度のすももが美味しく育つように堆肥を撒いたり、藁を敷き詰めたりと越冬の準備を行いました。作業後には来年度のことについて農家さんとお話もでき、とても有意義な時間を過ごしました。

(3) 世田谷代田サテライトキャンパスでの“学生×生産者コラボフェス”

今年度は新型コロナウイルスの影響で収穫祭が中止となりました。その代わりとして、世田谷代田にあるキャンパスで経済学科の他の有志団体と共に“学生×生産者コラボフェス”を開催しました。フェスでは農家さんが栽培した農作物を販売しました。

多くの方に足を運んでいただきたいと考え、開催10日前からインスタグラムで開催の告知や、販売する農作物の紹介を行いました。

その結果、多くの方に足を運んでいただき商品を完売させることができました。このフェスを通して、改めて自分の手で商品を売っていく楽しさを実感しました。

今年度案出した加工品のアイデアをもとに、来年度こそは加工品の製作に力を入れたいと考えています。また、今年度行けなかった分も実習に行き、農家さんの力になりたいと思います。

文:正木佑磨

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