応用生物科学部長 メッセージ
応用生物科学部長 山本 祐司 教授
応用生物科学部の所属する4学科「農芸化学科」「醸造科学科」「食品安全健康学科」「栄養科学科」は、「化学と生物の視点から食を創造する」を共通のコンセプトに日々教育と研究にあたっています。すなわち生物現象を連続的に理解し、さらに、そのプロセスを化学反応で繋げていくことで、あらたに食を探求することを目指しています。このことは、全ての生物現象は無機化学や有機化学で理解でき、その知識を利用することで多くの「食」にまつわる社会課題を解決できることを意味しています。
一方で、応用生物科学部の解決する社会課題の範囲は広範で「ひとの健康」のみならず、「食」と関連する「地域活性化」「機能性食品」「安全性」「環境問題」「食を通じた教育」などが含まれます。そのため各学科では、低学年ではまず生物や化学に関する基礎科目を習得し、3年では、各学科の特徴となる専門科目を習得します。また、e-learning やTOEICで英語を評価する教育システムを導入し、社会に通用する標準に合わせた英語教育を通じて国際的に活躍できる人物の輩出にも力を入れています。基礎・専門科目と英語力の習得をさらに刺激するために、学部独自にアメリカ合衆国「ネブラスカ大学」やインドネシア共和国「ハサヌディン大学」と包括連携協定を締結。共同研究、学生交流を通じて「あらたな食の創造」について、世界と協力しながら、より豊かな生活を提案していきます。
また、最終学年では、それまでに身につけた新しい知識で、「社会課題をみつける能力」、その「解決方法を考える能力」、そして「解決できる能力」を研究室に所属しながら、年間を通した卒業論文研究活動における教員や先輩との研究打ち合わせや、研究室ゼミ、卒業論文発表会などの活動に参加することで修練し、社会で活躍する人物への成長を促していきます。このように化学と生物の知識で食の多くの問題を解決する人材育成と先進的研究に取り組んでいます。
