東京農業大学

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農のこころで社会をデザインする

花でリラックス

2020年4月30日

園芸作業に没頭するのは?

農学部 小池 安比古 教授

 一日一日と春から夏へ、季節が移り変わっていますね。花や野菜の手入れに大忙しの方も大勢いらっしゃると思います。
 なぜ、知らないうちに園芸作業に没頭するのでしょうか?

 園芸作業を終えたばかりの人たちを対象に、①ESM調査、②POMS、③SD法という手法によって調査を行ったところ、「気分の活性化」、「活気」や「やすらぎ」に関係する項目の値や評価が高くなることが明らかになっています(小池,2013)。ひとつのことに集中していると楽しく、わくわくして時間を忘れる体験をしていて、これを「フロー体験」(チクセントミハイ,1991)と言います。チェスやスポーツなどでも認められている現象です。

 土づくり、鉢上げ、植え替えといった作業をすることで、短時間でもフロー体験をし、楽しみをみつけていると言えるでしょう。

今が旬!の花

シャクヤク

Paeonia lactiflora Pall.

・中国東北部、モンゴル、シベリア原産のボタン科の宿根草です。
・「立てばシャクヤク、座ればボタン」と言われ、中国、日本では古来から品種改良が進み、親しまれています。
・花色は豊富で、ほのかな香りがあります。
・主な産地は長野県、富山県などです。


花をみることで「快適感」「リラックス感」が高まる

農学部 小池 安比古 教授

 最近は思うように外出もできず、なかなか気分が晴れないかも知れませんよね。
 体を動かすこと以外にも、リラックスできる方法があるんですよ。それは花をみること(飾ること)です!

▼花をみること(飾ること)で得られる「快適感」「リラックス感」の高まり

調査期間:2018年11月
対象:のべ42名
調査手法:SD法
※データは未発表(小池ほか)

 花をみることで、「快適感」、「リラックス感」が高まり、ネガティブな感情が減ることも確かめられています。

 室内や屋外で、花を観賞することでヒトの気分がやわらぐことが科学的に証明されています。
 ぜひ、花をみてリラックスしてください!

今が旬!の花

サンダーソニア

Sandersonia aurantiaca Hook

・南アフリカ原産のイヌサフラン科の球根植物です。
・花の形から英名はチャイニーズ・ランタンといいます。
・花に香りはなく、アレンジメントでも使いやすいです。
・主な産地は高知県、千葉県などです。

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