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ニュースリリース

6月16日(木)総研研究会「生物的防除部会」平成28年度第1回講演会 開催

2016年6月13日

教育・学術



生物的防除部会 平成28年度第1回講演会を開催いたします。
多数の皆様にご参加いただけますよう、お願い申し上げます。


日時:平成28年6月16日(木)午後3時?5時
場所:東京農業大学 図書館プレゼンテーションルーム(農大アカデミアセンター7F)


【演題1】
「チャノコカクモンハマキにおけるジアミド剤抵抗性の実態と今後の抵抗性管理」
静岡県農林技術研究所茶業研究センター
上席研究員 内山 徹 氏

<講演要旨>
近年、静岡県のチャ産地では、チャノコカクモンハマキのジアミド剤抵抗性が確認され、大きな問題となっている。本講演では、本種のジアミド剤抵抗性の実態について最新データを交えつつ紹介する。また、県内の代表的なチャ産地である牧之原地域においては、本種がジアミド剤やIGR剤などに対する複合抵抗性を獲得していることから、問題は深刻化している。こうした状況における殺虫剤抵抗性管理について、今後の展望を考察したい。


【演題2】
「コナガにおけるジアミド系等殺虫剤感受性の実態と今後の抵抗性管理」
長野県野菜花き試験場 環境部
北林 聡 氏
  
<講演要旨>
長野県では2013年にキャベツ、ハクサイ等でコナガによる被害が多発し問題となった。
翌2014年から調査実施し、調査した全ての個体群(2014年6個体群、2015年13個体群)でジアミド系殺虫剤(フルベンジアミド剤、クロラントラニリプロール剤)に対する感受性が低下していた。一方で新規ジアミド剤シアントラニリプロール剤に対する感受性は高かった。これらについてその後の「産地での対応状況」と「今後の抵抗性管理に向けた研究の現状」について併せて紹介する。


なお講演会終了後、講演者らを囲んでの懇親会(参加費3000円、ただし在校生は無料)を予定しています。ぜひご参加ください。

●参加申し込み・お問い合わせは
生物的防除部会会長 和田哲夫

までお願い致します。

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