造園科学科
世田谷キャンパス
ベランダの草花、公園や緑地、都市や農村から地球環境まで。私たちをとりまく、人と自然がつくるさまざまなシーンのすべてが造園学のフィールドです。快適で美しい環境を創成するための専門知識や技術の一つ一つが、地域に貢献する力となります。
English site
Department of Landscape Architecture
学科基本情報
公園や緑地をはじめ都市空間から農山村地域まで、人と自然が共生する快適な環境を美しくデザインして創り出す学問を造園学といいます。造園学は科学・技術・芸術を融合する総合科学であり、国土の都市化が進む現代にあっては、都市と自然の再生やより美しい風景が求められ、その使命と役割は年々大きくなっています。
造園科学科は、100年の歴史があり、自然と共生した緑豊かな空間やガーデンデザインを考えるための知識と、それをかたちにする最新の手法・技術を学ぶことができます。また、自然環境の回復や緑化技術など、環境保全に取り組むうえで必要となるエンジニアリング系のカリキュラムにも力を入れています。
学年ごとに専門分野の科目を実習・演習と並行して体系的に学べるのが特徴で、卒業生は、環境や緑化担当の技術系公務員をはじめ、環境計画コンサルタント、ランドスケープデザイナーなど、幅広い分野で活躍しています。
受験生の皆さんへ
進路状況
人と自然が共に暮らせる環境づくりに貢献する職業で広く活躍しています。
造園科学科の卒業生は、造園家(ランドスケープアーキテクト)、都市・地域の環境創成に関わる専門技術者として第一線で活躍しています。具体的には、環境・緑化行政や都市計画・公園緑地行政担当の公務員、都市計画・土木・環境・造園領域の調査計画設計を行うコンサルタント、豊かな知識と感性を活かした都市・ランドスケープデザイン、建設分野における造園技術者、造園業、みどりや花に関連した専門家など、みどりやまちづくりに関連する幅広い領域で専門技術者として活躍する職能として期待されています。
コロナ禍における造園学(関連記事)
公園が注目されました。
コロナ禍に伴う不自由で,ストレスの溜まる生活が強いられた当時,公園が注目されました。これは造園学の原点ともとれる社会現象であり,都市内に公園を確保しなければならないことは私達の大きな課題になります。
教員・研究室紹介
※2021年4月1日から新研究室体制に変わりました!