国際農業開発学科
世田谷キャンパス
国と国との間に大きな経済格差がある現代。開発途上国の発展を農業の開発を通じて支援し、環境に配慮した持続性のある生産によって地球規模の環境保全を視野に入れた、現代に適応した国際協力の先駆的な人材への期待が高まっています。
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宮古亜熱帯農場
PICK UP
2年次
必修
農学基礎実験
農業開発に関わる基本的な技術を身につけます。熱帯作物学、熱帯園芸学、熱帯作物保護学、農業環境科学の各分野にわたり、各種観測機器、測定機器、顕微鏡などを利用して、穀類・マメ類・野菜・果樹などの植物や昆虫、糸状菌などの観察と調査をおこないます。また土壌・水・植物などを分析するための化学実験の基礎や現場での土壌の簡易診断技術などを習得します。
3年次
必修
農業開発実習
4、6、10、2月のいずれか1週間をかけて、宮古亜熱帯農場の研修センターに宿泊しておこなう集中実習です。サトウキビ、ヤムイモ、マンゴーなど熱帯・亜熱帯作物の栽培管理や収穫、肉牛・肥育牛の管理、土壌保全、防風林や農地の造成をおこなうほか、現地の農家から農業経営や生活についても学び、国際農業協力に必要な実践的技術や生活適応力を養います。
1年次
必修
熱帯農業入門
熱帯農業入門では学科の理系研究室の教員からの研究についての講義を聞き、研究や研究室について学びます。また、学科の教員からの講義にとどまらず、外務省国際協力局から「ODA総論 食料・農業分野を中心に」というテーマで講義を聞くなど、開発学科で学ぶ意義を確認します。
卒業後の進路
大学院との連携
国際農業開発学専攻 博士前期・後期課程
国際農業開発学専攻は、農学の自然科学および社会科学にわたる広範な学問領域を統合する総合的アプローチと実践的で国際的な視野に立った教育および研究を行うことによって、農業開発および国際協力などの分野ならびに国際社会の発展に貢献できる高度な専門家・研究者の養成を目的とします。